「iPhone X」のGeekbenchスコアと、現行最新のMacBook Pro、12インチMacBook、Surface Pro、Surface LaptopなどのノートPC、iPhone7やiPad ProなどiOSデバイスの各スコアを比較をMacGenerationが行っています。
ベンチマークだけで単純に性能を比較することはできませんが、新モデルの性能を知るうえで有用な指標になるはずです。
まず、iPhone XのGeekbenchスコアは、シングルコアが4274、マルチコアが10248。
最新のノートPCであるSurface Laptop（Core i5）はシングルコアが4068、マルチコアが7930であり、iPhone Xがシングルコアおよびマルチコアでスコア上は上回っています。Surface Pro（Core i7）2017年モデルはそれぞれ4796、9363、13インチMacBook Pro（Core i5）2017年モデルは4525、9539です。iPhone Xはシングルコアでそれらラップトップに匹敵し、マルチコアでは凌駕しています。
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続いて、iOSデバイス同士を比較してみます。
A10Xプロセッサを搭載する10.5インチiPad Proはシングルコアが3843、マルチコアが9162で、iOSデバイス史上最速でしたが、A11を搭載するiPhone Xはそれをも上回っています。
A10搭載のiPhone7はそれぞれ3483、5907で、特にマルチコアで大きく差を広げられています。
個人的には10.5インチiPad ProとiPhone7 Plusを毎日のように使っており、ブラウザやアプリによっては10.5インチiPad Proの方が処理速度が高いと感じています。iPhone7 Plusは十分満足できる速度であり、処理速度でまったく不満はありません。それでも両者を使い比べてみると、10.5インチiPad Proの方が高速だと思うことがあります。
iPhone Xは、ここで示された数値以上にサクサク動くと感じるのかはまだわかりませんが、早く入手して試してみたいと今回のベンチマークをみて感じました。
