「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」で話題となっている2つの性能差について。
iPhone7/iPhone7 PlusのLTEモデムの違いによる性能差
- A1778/A1784:Intel XMM7360(GSMのみ)
- A1660/A1661:Qualcomm MDM9645M(GSM/CDMA両対応)
- LTE速度計測でIntel製モデムに急激な性能低下の結果
- 日本版はすべてQualcomm製モデム搭載
それぞれのモデムを搭載する2台のiPhone7 Plusを用意し、基地局から徐々に離れて信号の質の変化を計測した結果として、信号が弱まるほどIntelモデムの方が急激な性能低下が起こっていました。Qualcommと比べて30%の差がついたとも。
iPhone7のストレージの速度差
- 32GBと256GBのiPhone7でテストした結果、書き込み速度で8倍も遅い結果
- 32GB:書込42MB/s、読込686MB/s
- 256GB:書込341MB/s、読込856MB/s
- iTunesからUSB経由で映画(4.2GB)を書込みで1分以上の差
- 32GB:約3分39秒
- 256GB:約2分34秒
一般的に容量が大きいほどSSDは高速になることが多いです。容量の大きなSSDの方がNANDメモリーチップにより多くアクセスできるためパフォーマンスも良くなると考えられています。
特に今回iPhone7ではストレージラインナップが大きく変更されました。
たとえばこれまでの最小ストレージである16GBと、以前の最大容量である64GBであればこれほど大きく差は出なかったかもしれません。
Source:Mac Rumors 1 via iPhone Mania, Mac Rumors 2 via GIGAZINE