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iPhone 6 Plusのスピーカー、あまり話題にならない隠れた進化

画面の大きさやカメラの画質など、iPhone 6/6 Plusの優れた点はすでに多くのレビューでも語られています。
しかし、あまり話題に上らないかもしれない、もう1つの知られざる改善点があるようです。


Business InsiderのLisa Eadicicco氏は、2年間iPhone5を使ってきた後、iPhone 6 Plusに乗り換えました。
iPhone 6 Plusは素晴らしく、その多くはすでに他の記事やレビューでも知ることができます。
たとえば、圧倒的なサイズとクオリティ、巨大な画面、ほぼ2日間使えるほどの長くなったバッテリー駆動時間、そして、大幅に改善されたカメラなどです。
こうした利点は、iPhone 6 Plusのユーザーの多くがすぐに感じたことであり、同時に好ましく思うでしょう。

しかし、iPhone 6 Plusを実際に使用してみて初めて気づいたにも関わらず、誰も話題にしないことも実はあるとEadicicco氏は主張しています。

内蔵スピーカーの隠れた進化

それは、ずばりスピーカーです。
iPhone 6 Plusの内蔵スピーカーは、信じられないほど大音量で、クリアで、力強いという印象を持つといいます。

Eadicicco氏は、これまで音楽やポッドキャストを聴くのにMacBook Proを用いてきました。
しかし、iPhone 6 Plusを購入してから、MacBook Proの代わりにiPhone 6 Plusでそれらを聴くことになったとのこと。

ボリュームを最大にすれば、中ぐらいの部屋で音楽やポッドキャストをはっきりとした音で聴くことができます。隣の部屋からでも十分聞こえるほどです。
しかも、音量だけでなく、音質も向上しているとし、これまでに他の多くのスマートフォンで経験した安っぽい耳障りな音ではないといいます。
数多くのスマートフォンのスピーカーをテストしたが、音質についていえば、HTC Oneに次いで2番目にiPhone 6 Plusを挙げています。

iPhoneシリーズ全体の批判の対象として、スピーカーの搭載位置の問題はあります。
垂直状態で下部にあるスピーカーは、横位置でスピーカーを使う場合そのどちらか一方に寄ってしまうわけで、スピーカー側を手で持ち、スピーカーを覆ってしまうこともあります。
しかしながら、机などにおいて使うなら、iPhone 6 Plusの音は素晴らしいと評価しています。

外部スピーカーを接続した方が音が良くなることはもちろんですが、iPhone 6 Plusでは単体でもそこそこ満足できる音になったといえるかと思います。

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大音量化とその影響

確かに、iPhone 6 Plusの音は大きくなりました。
歴代iPhoneの中で、iPhone6シリーズは最も大きな音を出すことができます。

音がでかくなったことは、思わぬ影響もあります。
たとえばカメラのシャッター音。
iPhone 6 Plusは、明らかにカメラのシャッター音が大きくなりました。
私はiPhone3GS以降、iPhone4を除きすべてのモデルを購入し使用してきましたが、iPhone 6 Plusのシャッター音は群を抜いて大きく感じました。

音質もこれまでと比べて

音の良さは、聴く環境や聴き手の好みなどもに左右されるので、一概には断言できませんが、個人的には、iPhone 5sと比べてiPhone 6 Plusのスピーカーは、音量が大きくなり、高音域のシャカシャカした感じが薄まって聴きやすくなっていると感じます。
同じ曲を、iPhone 5sとiPhone 6 Plusとを並べておいて聴いてみると、その違いに気付くと思います。
ロックなどを聴くと、iPhone 5sではドラムの特にシンバルやハイハットの音がいかにも安いスピーカーで聴いたようにシャカシャカと耳障りに聴こえてきます。一方、iPhone 6 Plusではだいぶ気にならなくなったと思います。

そう、iPhone 6 Plusになっても、完璧な、誰でも文句なしに素晴らしい音が出るようになったわけではありません。
しかしながら、これまでiPhoneで弱点の1つであった音量と音質は確実に向上しており、内蔵スピーカー単体での使用も満足できるレベルになったといえるのではないでしょうか。

Source: Business Insider

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