Appleは今年のiOSとmacOSのアップデートでパフォーマンスや信頼性の改善に重点を置くことを決定したという報道が複数出ていました。目新しい新機能は来年まで持ち越されることになりますが、MacでiPadアプリを動作する機能を年内に導入予定だとAxiosやBloombergが報じています。
この話題は「Marzipan」というコードネームと共に昨年12月に出ていました。このときは2018年に利用できるようになると報じられていましたが、この計画はなお進んでいることになります。
Appleのソフトウェア部門トップCraig Federighi氏は、今年初めの会議で従業員らにiOSに関する計画の修正を明らかにし、iOSのパフォーマンスと品質問題の改善を最優先するために、新機能搭載を来年まで延期するという決定を下していました。
また、iOSだけでなくmacOSも同様に新機能追加など主要な変更を2019年まで先送りするというニュースがありました。
このように、iOSとmacOSでは目立つ機能の追加は期待薄でしたが、今回の報道でAppleはこの状況でもiPadアプリをmacOSで動作させる機能を計画通り実行する見通しとなりました。
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Appleは次期OS(iOS 12およびmacOS 10.14)を今年リリースする見込みです。まずは6月のWWDCで正式に発表されるでしょう。その後、数か月のベータ版のテストを経て、9月および10月に一般公開されるはずです。
via Mac Rumours