「iOS 11」ではコントロールセンターが刷新されましたが、コントロールセンターでWi-FiとBluetoothをオフすることができなくなりました。
iOS10の時と同じようにコントロールセンターでWi-Fiをオフにしたつもりでも、別のネットワークにつながってしまうことを使い始めて気づきました。
コントロールセンターでできるのは、現在接続中のWi-Fi/Bluetoothの接続解除、です。
- Wi-Fiネットワークとの接続を解除
- Bluetooth デバイスとの接続を解除
Wi-Fi/Bluetoothの接続解除
試しにWi-Fiの接続を解除すると、
Wi-Fiマークの色がなくなり、それまで接続されていたネットワークとの接続が解除されたことが表示されます。
しかし、別のネットワークには接続可能な状態です。
Wi-Fi/Bluetooth自体の無効化
Wi-Fi/Bluetooth自体をオフ(無効)にするには、設定から行わなくてはなりません。
- 設定 → Wi-Fi でオフ
- 設定 → Bluetooth でオフ
オフにすると、Wi-Fi/Bluetoothマークに斜線が入ります。
これでWi-Fi/Bluetooth自体が無効化されました。
再度有効化
なお、再度Wi-Fi/Bluetoothをオン(有効)にするには、コントロールセンターから可能です。
詳しい説明は、公式iPhone ユーザガイドにあります。
(コントロールセンターで)Wi-Fi ネットワークとの接続を解除しても、Wi-Fi がオフになるわけではないので、AirPlay や AirDrop は引き続き使用でき、場所を移動するか iPhone を再起動したときに、接続したことのあるネットワークに自動的に接続されます。Wi-Fi をオフにするには、「設定」>「Wi-Fi」と選択します。(Wi-Fi を再びオンにするには、コントロールセンターで Wi-Fi 切り替えボタン をタップします。)
(コントロールセンターで)Bluetooth デバイスとの接続を解除しても、Bluetooth がオフになるわけではないので、位置情報の精度やその他のサービスは引き続き使用できます。Bluetooth をオフにするには、「設定」>「Bluetooth」と選択します。Bluetooth を再びオンにするには、コントロールセンターで Bluetooth 切り替えボタン をタップします。
なるほど、納得。
今接続中のWi-Fiネットワークだけ/Bluetoothデバイスだけを切るのがコントロールセンター、Wi-Fi機能/Bluetooth機能自体を無効にするのは設定から、ということになります。
iOS10まではコントロールセンターで単純に有効・無効にできたのですが、慣れるまでちょっと面倒です。
追記:より詳しい説明がサポートページにありました。
たとえば、Wi-Fiの接続解除後、どんな時に再度有効になるのか。
Wi-Fi が無効な間は、近くにある Wi-Fi ネットワークへの自動接続も、以下の状況になるまで無効になります。
- コントロールセンターで Wi-Fi をオンにする。
- 「設定」>「Wi-Fi」で Wi-Fi ネットワークに接続する。
- 新しい場所に徒歩や車で移動する。
- 現地時刻の午前 5 時になる。
- デバイスを再起動する。
別の場所に移動するだけでなく、時間にも関係(最大24時間で自動的に再接続可能な状態に)しているようです。