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パーツ交換後も安心、Windows 10 Anniversary Updateの再ライセンス認証機能

自作PCでWindows 10へのアップグレードを迷っているならかなり参考になる情報。
Windows 10 Anniversary Updateで実装予定の新ライセンス認証機能「Activation Troubleshooter」(アクティベーショントラブルシューター)の検証をPC Watchがレビューしています。これはパーツ交換をしてもオンラインでライセンス再認証ができるツールです。

記事では、自作PCにメモリーと同時購入のWindows 8.1 Pro 64bitのDSP版をインストールしWindows 10にアップグレード。その後、ライセンス再認証ツールが現在利用できるプレビュービルド14376にアップデート(ここまではライセンス認証済)。続いて、メモリー以外のシステム構成を変更しWindows10製品版をクリーンインストール(ここからは未認証)。アクティベーションしていない状態でプレビュービルド14376にアップデート。そして今回のライセンス再認証機能を使ってみたようです。

その結果、最初に認証されたライセンスで再アクティベーションできたとのこと。

その後、「最初システムSSDだけを取り替えて試していたのだが、4~5回変更しても、ライセンス認証は全く外れなかった」とのことで、Anniversary UpdateからはPCパーツ交換でライセンス認証できなくなるのではと怯えることもなくなりそうです。

Anniversary Updateからは、ライセンスの範囲内でシステムの構成を変更しても、ライセンスがMicrosoftアカウントに紐付けられることで、再度オンライン認証ができるようになる。

この新機能は、パーツ交換などでリンク切れしてしまったライセンスを再度リンクさせるツールというわけです。
気になる点はこの「ライセンスの範囲内でシステムの構成を変更」で、たとえば上記試行ではメモリーと同時購入のDSP版OSを使っているので、少なくともメモリーを交換してはNGということでしょう。



実は私も少し前にこのライセンス再認証ツールを試しています。

mi.kobonemi.com

私の場合、MacBook 12インチのBootCamp領域にWindows10を新規インストールし認証していない状態でプレビュービルド14371にアップグレードし、そこでこの新ライセンス認証機能を試してみました。実際には既存のライセンスと紐づけるところまでは行っていませんが、PC Watchの記事ではそこまで進んで試しており大いに参考になりました。

最後に、この再ライセンス認証機能は、プレビュービルド14371以降で使えます。
8月2日リリースのAnniversary Updateに実装予定です。


以下、その手順をおさらい。
まず、対象のライセンスが自分のMicrosoftアカウントと紐づいている必要があります。
それを踏まえたうえで、

  1. 設定にある「更新とセキュリティ」から「ライセンス認証」を開く
  2. その中にある「トラブルシューティング」をクリック
  3. 完了後ライセンス認証できないと表示された場合、その下に表示される「このデバイス上のハードウェアを最近変更しました」をクリック
  4. 「Windows 10を再度ライセンス認証する」画面が開くので、ライセンス済みのPCから該当するPCの「現在使用中のデバイスは、これです」にチェックを入れ、「アクティブ化」をクリックすると再アクティベート

これで無事ライセンス認証できれば完了。

Windows 7/8.1からWindows 10へ無償アップグレードは7月29日まで。
この新ライセンス認証機能はアップグレード後の心配をかなり低減させてくれるのではないでしょうか

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