こぼねみ

iPhone/iPad/Android/Windows/Macなどの最新情報をお届け

スポンサーリンク

バッテリー劣化によるiPhoneの性能制限機能、ユーザーが無効可能に Tim Cook CEO明言

Appleは、iPhoneのバッテリー状態をわかりやすく示す新機能を搭載するiOSのソフトウェアアップデートを2018年初頭に提供すると発表していましたが、Tim Cook CEOは本日のABC Newsのインタビューで、この新機能を含むベータ版を来月にもリリースすることを明らかにしたことを9to5Macが伝えています。

さらに、Cook氏は、このアップデートでパフォーマンス制限を無効にするオプションがユーザーに与えられることも明らかにしました。ユーザーは、突然のシャットダウンのリスクはあれど、それでもなおCPUとGPUのフルパフォーマンスを維持したいなら、パフォーマンスを制限する機能を自ら無効にすることができるようになります。



Appleは2017年12月末に公開された「iPhoneのバッテリーとパフォーマンスについて、
お客様にお伝えしたいこと
」という文書で次のように説明していました。

2018年の初頭に、iPhoneのバッテリーの状態をユーザーにわかりやすく示す新機能を持ったiOSのソフトウェアアップデートを提供します。これにより、ユーザーはバッテリーの状態がパフォーマンスに影響を与えているかどうかを自分で確認できるようになります。

Appleは、必要な場合にパフォーマンスの瞬間的なピークをダイナミックに管理し、デバイスが突然シャットダウンするのを防ぐ機能をiPhone6以降(iPhone 6/6 Plus、6s/6s Plus、SE、7/7 Plus)に搭載しました。この電源管理機能は、CPUやGPUの最大パフォーマンスを動的に管理します。それによって、アプリの起動に時間がかかったり、アプリでフレームレートが低下したり、カメラのフラッシュが使用できなくなったり、などのパフォーマンス低下が起きる可能性があります。

Appleが開発者向けベータ(おそらくiOS 11.3)を2月にリリースすること、ユーザーがパフォーマンス制限機能を無効にすることもできることをCook氏ははっきりと言及したと9to5Macは指摘。ただし、緊急時などにデバイスが不安定なるかもしれずこの機能を無効にすることをAppleは推奨はしないだろうとしています。
2月に開発者向けベータ版が提供されるのであれば、正式版の一般公開は3月にあると予想されます。

関連記事
www.kobonemi.com
www.kobonemi.com