新型MacBook Pro(Late 2016)が発表されたばかりですが、その次の新モデルの話題。
KGI SecuritiesのアナリストMing-Chi Kuo氏の最新レポートから。
その予想レポートの要点としては、
- 新モデルは2017年下半期ローンチ
- Cannonlake搭載であれば、32GB RAMのサポートの可能性
- MacBookシリーズの販売価格の値下げ
Appleは新世代製品を最初に高めの設定で販売し、その後、価格を下げていくという手法を取ることをKuo氏は指摘し、それが今回にも当てはまると考えています。
プロセッサについては、Intelが予定通り2017年に10nmプロセスのCannon Lakeを投入し新型MacBook Proが採用すれば、搭載メモリーは現在の2倍の32GB RAMとなり、より高速なLPDDR4となるでしょう。
一方、Cannonlakeが予定通り大量生産に入らなければ、14nmプロセスのCoffee Lakeを搭載するかもしれず、その場合は現行同様LPDDR3 RAMを採用するという見立てです。CoffeeLakeは2018年といわれていました(PC Watch)。
写真は2016年10月発表のMacBook Proシリーズ
Intelは今年Kaby Lake第7世代Coreプロセッサを発表し、すでにWindows製品で採用が進んでいます。一方、今年10月に発表された現行MacBook Pro(Late 2016)はSkylake第6世代Coreを搭載しています。その現行モデルは最大16GB RAMを搭載していますが、その理由として現行のメモリーシステムがより多くの電力を消費するためとAppleのPhil Schiller氏は説明していました。
値下げ予測ついては、新モデル及び現行モデルとしており、そこには12インチMacBookも含まれます。ただし、12インチモデルにもより多くのメモリーが搭載されるかどうかは不明です。
Source:Mac Rumors, 9to5Mac