Appleは次世代Mac製品について明らかにし、Mac Pro、iMac、Mac miniなどの新モデルについて言及しました。
Appleのマーケティング責任者Phil Schiller氏らApple幹部とメディアとの懇談会をTechCrunchやBuzzFeed、Daring Fireballなどが報じています。
Appleがこのようなスタイルでメディアに開発状況を知らせるのはかなり稀有とのことで大きなニュースとなっています。
日本語では次の記事を読むことができます。
- Appleがプロ向けMac強化を約束、モジュラーデザインの次世代Mac Pro開発 | マイナビニュース
- Appleがチラ見せ......新しいMac Proのコンセプトとは BuzzFeed
- Mac Proが久々アップデートで安い!本命は2018年モデル - 週刊アスキー
- 速報:アップル、完全新設計の次世代Mac Proとプロ仕様ディスプレイを予告。アップグレード性重視、発売は来年以降 - Engadget 日本版
- 「Mac Pro」がアップデート、2018年以降には大幅刷新へ--「iMac」も年内に - CNET Japan
- 「Mac Pro」3年ぶりの構成アップデート、「iMac」も年内新モデル発表へ - ITmedia NEWS
- Apple、現行Mac Proをアップデート―新Mac Proは「一から作り直して来年登場」と発表 | TechCrunch Japan
- Apple、新しいiMacとPro用モニターも開発中 | TechCrunch Japan
最初に報じた英語版の翻訳としてBuzzFeed日本語版が全体像を把握しやすいです。同様にマイナビニュースやEngadget日本版も詳しく報じています。また、週刊アスキーにはAppleから送られたという各メディア記事の日本語訳が掲載されており、おすすめです。
【追記】TechCrunch Japanの記事を追加。こちらも英語版TechCrunchからの翻訳でAppleの説明をよく理解できると思います。
Mac Pro
- 現行世代のアップデートを本日から販売開始
- 新世代を2018年以降に投入
- 簡単にアップグレード可能なモジュール式システム採用
- プロ向け外付けディスプレイも開発中
新型Mac Proは、「根本的に再考している」とSchiller氏は述べ、CPUやGPUの交換を容易にし簡単にアップグレードできるようにモジュラー設計を採用します。全く新しく新設計された新世代のMac Proが期待されますが、発売は年内に間に合わないとのことで来年以降となりそうです。
来年まで待てないというユーザーのために、現行世代のMac ProはCPU、GPU、メモリーなどを強化しながら価格は据え置きで本日から販売開始されています。
具体的には、クアッドコアだった下位モデルは6コアに、6コアだった上位モデルは8コアになり、メモリー増量やGPU強化が図られています。
iMac
- 2017年内に新モデル発売
- 一般向けだけでなくプロ向けも視野に入れたアップデート
なお、タッチ対応ディスプレイを採用することはない、そうです。
Mac mini
- Macラインナップ上重要な製品なので終了はない
Mac miniに関してはこれ以上新しい話はありませんでしたが、AppleはまだMac miniもあきらめてはいないことが改めて確認されました。