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ARM版Windows 10発表、フル機能搭載でWin32アプリも動作可能

Microsoftは、ARM版Windows 10を発表しました。
2017年にもQualcomm Snapdragon搭載のWindows10製品が発売される予定です。
WIndows 10 MobileやWindows RTではなく、フル機能版のWindows 10がSnapdragon搭載デバイスで動作します。

デモでは、Snapdragon 821搭載タブレットでWindows 10を動かしていました。


発表内容は、PC Watchが詳しく報じています。

新しいARM版のWindows 10はエクスプローラーやEdgeなどのWindows 10のフル機能を備えており、やARMバイナリのデスクトップアプリを実行できるほか、x86バイナリのWin32アプリもエミュレーションで動作させることができる。

ARM版Windows 10は、そのWindows RTとも異なるフル機能を搭載したネイティブARM OSとなるWindows 10だ。機能はx86/x64版のWindows 10と同じく、完全な機能を備えている。Windowsエクスプローラー、タスクマネージャー、Cortana、Edgeなどの機能は現行のx86版Windows 10と同等。

これらの標準機能は「ARMネイティブで作られている」とのことで、OSのカーネル部分も含めてARM向けのバイナリとして実行されている。

Windows 8世代のWindows RTとの違いは、デスクトップアプリの実行が許可されていることだ。

気になるのはそのバイナリトランスレーションの速度だが、デモでは代表的なサードーパーティ製Win32アプリと言えるPhotoshopをそのバイナリトランスレーション機能を利用して実行している様子が公開された。

その他、Engadget 日本版CNET Japanもどうぞ。

追記1:Intel Atomを搭載していたSurface3の後継として、新型SurfaceももしかするとSnapdragon搭載で生まれ変わるかもしれません。そのあたりも含めた展望をITmedia PC USERが伝えています。


追記2:AV Watchでは更にこんな詳細が。

まず、Snapdragon版Windows 10は「フル機能の64bit版Windows」であり、OSそのものはARMのコードで書かれている。顧客の求めに応じて32bit版にすることもあり得るが、今は通常の64bit版。だからメモリーも、PC同様4GB以上使える。
Snapdragon版には、x86向けに書かれたアプリケーションをエミュレーションする機能があり、x86版のアプリケーションがそのまま動作する。(…)
ただし、グラフィックスやIOなどはOS側でARMに最適化されているので、エミュレーションせずに動作する。アプリケーションの動作状況は、そのアプリがどれだけCPUでの処理に依存しているかで変わるが、マイクロソフトとしてはパフォーマンスにも十分な自信があるようだ。(…)
ここで「ARM版」と書かずに「Snapdragon版」と書いているのは、マイクロソフトの姿勢による。
(…)
実際にSnapdragon版を採用した製品が出るのは、2017年、それも後半とみられている。