Microsoftは、メディア作成ツール(Media Creation Tool/MCT)によるWindows 10の最新版「バージョン 1511(10586)」(11月アップデート)のダウンロード・アップグレードの提供を中止したようです。
WinBetaやWindows Centralなどが報じています。Microsoftは11月のアップデートをMCTではなくWindows Update経由で提供することに決めたとコメントしていることが紹介されています。
現在、メディア作成ツールを利用してダウンロード・アップグレードできるのは、1つ前のバージョン「10240」になります。
メディア作成ツールは次のページからダウンロードできます。
上記日本語ページにはまだ記載がありませんが、英語ページでは「These downloads cannot be used to update Windows 10 PCs to the November update (Version 1511).」とあり、メディア作成ツールを使い「バージョン 1511」にアップグレードすることはできないことが但し書きされています。
したがって、今後はWindows 10「バージョン 10240」をインストール後、Windows Update経由で「バージョン 10586」にアップデートする必要があります。
追記:10586のバグを修正しMCT経由で再び利用できるようにするとのこと。詳しくは新しい記事へ。
試しにメディア作成ツールをダウンロードしバージョンを確かめたところ「10.0.10240.16480」となっていました。「10586」の公開当時にダウンロードしたメディア作成ツールは「10.0.10586.0」でした。やはり「10240」しかダウンロードできなそうです。
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記事執筆時点、「10586」の公開当時のメディア作成ツールはまだ「1511(10586)」をダウンロードできるようですが、今後も可能なままとなるかは不明です。もし、当時のメディア作成ツールをダウンロードしておいた方で「1511(10586)」のISOが必要な場合は早めにダウンロードしておいた方が良さそうです。
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