最新のWindows 10 Insider Preview Build 10586で IntelのSpeed Shiftと呼ばれる省電力技術が有効になっているようだとWindows Centralは伝えています。
Speed Shift技術は、Surface Pro4やSurface BookなどSkylake第6世代Coreプロセッサを搭載したPCで有効になります。現在のWindows 10ではまだですが、今週中にもリリース予定のメジャーアップデート「Threshold 2」(正式名称はFall Updateになる模様)で利用可能になることが期待されます。
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Speed Shiftについては、PC Watchが詳しく紹介しています。「従来のEISTがOSを含めたソフトウェア側が制御を行なうという実装で実現されていたのに対して、SpeedShiftはクロック周波数/電圧の変動をハードウェアが内部アルゴリズムに基づいて制御する」。「従来よりも効率よく電力管理を行なえる」とのことで、「処理能力は上がっているのに、消費電力は下がる」という何とも嬉しいこともベンチマークで示されています。ノートPCやタブレットPCなどバッテリー駆動のモバイルデバイスには特に適した技術です。
このSpeed Shiftは、OS側の実装が必要でしたが、ようやくWindows 10 Fall Updateで実現されることになりそうです。
Source:Windows Central