iPhone 6sとiPhone 6s PlusのA9プロセッサはTSMCとSamsungの2つのメーカーが供給しています。
この2つのチップの性能の違いが最近相次いで明らかになりましたが、特にバッテリー駆動時間で6~22%もの差が出ていることを示すベンチマーク結果も出ていました。
そんな中、Appleは、同社のテストと顧客データによって、それらのチップにおける実際のバッテリー寿命はわずか2~3%の違いであったことを認めました。
Our testing and customer data show the actual battery life of the iPhone 6s and iPhone 6s Plus, even taking into account variable component differences, vary within just 2-3% of each other.”
SamsungのA9チップは96mm2、14nmプロセス、TSMCは104.5mm2、16nmです。
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また、Appleは(大きな違いが出たというような)高負荷をかけてバッテリーを消耗させるある種のバッテリー駆動時間テストが現実世界の使用を反映していないとも主張しています。そして、Appleの提示した2~3%の違いは「well within its manufacturing tolerances」(製造上の許容できる誤差(公差)の範囲内)であると主張しています。
Source:TechCrunch via 9to5Mac, Mac Rumors