Intelは本日デスクトップ向け&モバイル向けSkylake第6世代Coreプロセッサを発表しました。
その中から、新型MacBook、MacBook Air、MacBook Proで搭載されると予想されるプロセッサと、現行モデル搭載プロセッサとを整理しました。
今回発表されたSkylakeについては次の記事が詳しいです。
- Skylakeのデスクトップ向け通常版およびモバイル版が一斉発表 ~TDPスケーリングは20倍。モバイル向け初の“K”も - PC Watch
- Intel,Skylake世代のデスクトップPC&ノートPC用CPU計46製品を一斉に発表。デスクトップPC向けの「Skylake-S」は販売が始まる - 4Gamer.net
また、PC Watchの次の記事でMacBookシリーズ搭載CPUの予測を行っており、今回それを参考にしました。
以下、新モデルで搭載予想のSkylakeと現行モデルで搭載されるBroadwellないしHaswellの一覧です。
表の左側が新CPU、右側が現行CPUです。
新旧MacBook 12インチ Retina
Skylake-Y | GPU | Broadwell-Y | GPU |
Core m5-6Y30 | Intel HD 515 | Core M-5Y31 | Intel HD 5300 |
Core m5-6Y54 | Intel HD 515 | Core M-5Y51 | Intel HD 5300 |
MacBook 12インチ向けとしては、2コア/4スレッド TDP 4.5WのCore Mシリーズが搭載されるはずです。
新旧MacBook Air 11インチ/13インチ
Skylake-U | GPU | Broadwell-U | GPU |
Core i5-6260U | Intel Iris 540 | Core i5-5250U | Intel HD 6000 |
MacBook Air向けとしては、2コア/4スレッド TDP 15WのSkylake-Uシリーズとなるでしょう。
新旧MacBook Pro 13インチ
Skylake-U | GPU | Broadwell-U | GPU |
Core i5-6267U | Intel Iris 550 | Core i5-5257U | Intel Iris 6100 |
Core i5-6287U | Intel Iris 550 | Core i5-5287U | Intel Iris 6100 |
MacBook Pro 13インチでは、MacBook Airと同じUシリーズながら、より高速処理の可能なTDP 28Wのモデルが該当します。
加えて、CTOとしてCore i7-6867Uが選択できるようになるかもしれません。
新旧MacBook Pro 15インチ
Skylake-H | GPU | dGPU | Haswell-H | GPU | dGPU |
Core i7-6700HQ | Intel HD 530 | - | Core i7-4770HQ | Intel Iris Pro 5200 | - |
Core i7-6720HQ | Intel HD 530 | ? | Core i7-4870HQ | Intel Iris Pro 5200 | AMD Radeon R9 M370X |
MacBook Pro 15インチは、4コア/8スレッド TDP 45Wモデルが搭載されるでしょう。現行モデルは2世代古いHaswell Refreshを搭載しています。そのため、MacBookシリーズで最初に新モデルが発売される可能性があります。
なお、Skylake-H TDP 45Wでは、Intelはアンロック版となるCore i7-6820HKが用意しています。ゲーミングモバイルPCで採用されそうなCPUですが、もしかすると15インチMacBook ProのCTOオプションとして選ばれるかもしれません。
さらに、Skylake-HベースのノートPC向けXeonプロセッサもあります。Xeon E3-1500M v5シリーズとして、E3-1505M v5とE3-1535M v5の2モデルがラインナップされています。
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発売時期について
現行モデルの発売時期を確認すると、
- MacBook 12インチ:2015年4月
- MacBook Air:2015年3月
- MacBook Pro 13インチ::2015年3月
- MacBook Pro 15インチ::2015年5月
となります。
Appleは9月9日にイベントを開催します。
新型iPhoneが発表されると同時に、新しいMacBookシリーズも発表されるかもしれません。
あるいは、おそらく10月には新型iPadの発表もあるでしょうから、そのタイミングかもしれません。
それらを過ぎると、来年に持ちこされるか、あるいは特に発表イベントなしでいきなり発売となることもあるかもしれません。