TDP 15WのSkylake-Uシリーズプロセッサのラインナップが明らかになりました。
第6世代となるSkylake-Uは、第5世代Broadwell-Uの後継です。
TDP 15Wのモデルは、Ultrabook、Surface Proシリーズなどタブレットや2in1、MacBook Air、iMacのエントリーモデル、NUCなどに搭載されるモバイル向けCPUです。
今回明らかになったのはTDP 15Wの第6世代Core-Uシリーズ（Core i7/i5/i3）、PentiumおよびCeleronシリーズです。
Skylake-U (15W) ラインナップ
- Core i7-6600U (2.6-3.4 GHz / 2C4T / HD Graphics 520 / vPro / 15W TDP)
- Core i7-6500U (2.5-3.1 GHz / 2C4T / HD Graphics 520 / 15W TDP)
- Core i5-6300U (2.4-3.0 GHz / 2C4T / HD Graphics 520 / vPro / 15W TDP)
- Core i5-6200U (2.3-2.8 GHz / 2C4T / HD Graphics 520 / 15W TDP)
- Core i3-6100U (2.3 GHz / 2C4T / HD Graphics 520 / 15W TDP)
- Pentium 4405U (2.1 GHz / 2C4T / HD Graphics 510 / 15W TDP)
- Celeron 3955U (2.0 GHz / 2C2T / HD Graphics 510 / 15W TDP)
- Celeron 3855U (1.6 GHz / 2C2T / HD Graphics 510 / 15W TDP)
この中で、Core i5-6300UやCore i5-6200Uは、MacBook Airのローエンドモデルに搭載されるでしょう。Core i7-6600UやCore i7-6500Uは同じくMBAのハイエンドモデルに搭載されると予想されます。
TDP 15Wの第6世代Core-Uはいずれも2コア、4スレッド、Intel HDグラフィックス520を搭載します。L3キャッシュはCore i7が4MB、Core i5/i3が3MBです。
Surface Pro3のCore i5モデルにはCore i5-4300U、Core i7モデルにはCore i7-4650Uが搭載されています。いずれもTDP 15Wなので、そのままいけばSurface Pro4に今回の明らかになったSkylake-Uが搭載されそうですが、Surface Pro4はファンレスになるともいわれているのでまだ何ともいえません。最近のSurface Pro4の噂もご覧ください。
これまでに、Skylake-UはBroadwell-Uと比べてプロセッサで10％高速に、グラフィックスで34％高速になることがわかっています。また、Skylakeでは最大1.4時間長いバッテリー駆動時間をもたらします。
Intelがこれら新CPUをリリースするのか具体的な日付はまだわかっていません。おそらくは来週開催されるIDFで明らかにされるとMac Rumorsはみています。
Intelは先日モバイル向けで初となるSkylake世代のXeonプロセッサを発表し、LenovoもXeon搭載ノートPCを発表しました。このXeonと合わせて今回のSkylakeの公式発表もありそうです。
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なお、13インチMacBook Proなどに搭載されているTDP 28Wの第6世代Coreは2016年初頭になるようです。
上のロードマップを見ると、モバイル向けSkylake-U（28W）は、Core i7-5557U、Core i5-5287U／i5-5257U、Core i3-5157Uの後継となっています。Core i7-5557Uは現行acBook Pro (13-inch Retina Early 2015) のハイエンドに、Core i5-5287Uはローエンドに採用されています。
Source：FanlessTech via Mac Rumors, 9to5Mac
