iPhone 6sとされるボディとiPhone6のボディを比較するビデオをUnbox Therapyが公開しています。
非常に似通って見える両者のボディパーツ(バックシェルやハウジング、バックプレートなどとも呼ばれる)ですが、肉厚(用いられる素材自体の厚み)や重量を計測することで大きな違いが見えてきます。
まず縦横のサイズについて。
- iPhone 6s:138.2×67.16mm
- iPhone 6:138.09×66.91mm
僅かにiPhone 6sの方が大きくなったように見えますが、仕様としては同一となるかもしれません。
続いて各ハウジングの肉厚。ボディのアルミニウム自体の厚みです。
- iPhone 6s:1.90mm
- iPhone 6:1.14mm
同じように見えるハウジングですが、その素材の厚み自体は結構違います。
これはボリュームボタンと電源ボタン付近の厚みが計測されていますが、この部分はiPhone6で最も弱いとされ、その辺りからiPhoneがぐにゃりと曲がる写真などが複数公開され話題となりました。いわゆる「Bendgate」(ベンドゲート)問題です。ビデオでもその部分から曲がったiPhone6を紹介しています。
iPhone 6sのボディ自体を肉厚にしたのは、おそらくこの曲がる問題を解消したいためと思われます。
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厚みが増すことでiPhone自体は重くならないでしょうか。
- iPhone 6s:25g
- iPhone 6:27g
上記はボディパーツ自体の重量ですが、興味深いことにiPhone 6sは厚みが増すにもかかわらず軽量なようです。
軽量になったのは、用いられているアルミニウム素材が異なるためだと推測されています。
iPhone 6sはApple Watch採用の軽量化つ剛性の高い7000シリーズアルミニウムを用いるといわれています。iPhone6では6000シリーズが採用されていました。
iPhone 6s - No More Bend?
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via 9to5Mac, Mac Rumors