次期「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」について、KGI Securitiesの最新レポートを複数のメディアが伝えています。
KGI SecuritiesのMing-Chi Kuo氏はAppleの新製品の予測で最も定評あるアナリストの1人です。
以下、科技新報および経済日報の伝える内容を箇条書きでまとめてみました。
新型iPhoneの鍵となるのは、Apple Watchで先行して採用された数々の新技術や素材です。
圧力を検知する感圧タッチディスプレイ、強度の優れた新素材、新カラーのボディ、そして、サファイアガラスなどです。
加えて、新プロセッサ、メモリーの増量、カメラなども現行モデルよりも性能向上するとされています。
写真はローズ・ピンクのiPhone 6sのイメージ:Martin Hajek
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- iPhone 6sと6s Plusの両方に感圧タッチ搭載ディスプレイ採用
- 6sは4.7インチ、6s Plusは5.5インチ
- 解像度はそれぞれ現行モデルと同じ
- 4インチのiPhone 6sはリリースされない
- 6sと6s Plusの両方にA9チップ、2GB LPDDR4 RAM搭載
- 6sと6s Plusの両方に12メガピクセルのリアカメラ搭載
- ボディに新色ローズ・ゴールド(ピンク・ゴールド)
- 18KのApple Watch Edtionのアロイに用いられているローズ・ゴールドに近い
- 大量生産は8月下旬に開始
- 新モデルは曲がりにくい7000シリーズアルミニウム採用
- Apple Watchで採用され、現在採用の金属よりも60%強度がある
- サファイアガラスはサプライヤーが十分な歩留まりを確保できれば(追記:落下テストで強度の問題を解決できれば)iPhone 6s Plusのディスプレイに用いられる
- サファイアモデルは数量の限られる特別な限定版/リミテッドエディション
- 通話品質向上のためスピーカー近くにマイクが追加
- ジェスチャーコントロールの追加、Touch IDの改善
新型iPhoneは、画面サイズや解像度は現行モデルと同じようですが、感圧タッチ搭載するなどし、これまでにない新しい操作をサポートするとみられています。また、新しいボディ素材やカラーの追加など、筐体のデザインよりはむしろ品質やバリエーションに力を入れてくるのかもしれません。
Apple Watchが、Sportとその上位のモデルでディスプレイガラスが異なるように、ハイエンドのiPhone 6s Plusには6sにはない仕様があるとも予想されています。
4インチ版iPhoneの新モデルは、今年出る、あるいは来年出るともいわれており、まだはっきりとしていません。
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Source:經濟日報, 科技新報 via Phone Arena, 9to5Mac
Photo:Martin Hajek
記事更新:2015年5月12日23:20;9to5Macの記事内容を追記
記事初出:2015年5月12日19:40
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