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デスクトップSkylake-S第6世代Coreの10モデル(TDP 95W/65W/35W)仕様やエンジニアリングサンプル

Intelのデスクトップ向けSkylake-S第6世代Coreプロセッサの型番とスペックがリークされました。

TDP 95Wの倍率ロックフリーKシリーズ「Core i7-6700K」「Core i5-6600K」はすでに紹介しました。
今回、65Wのメインストリーム、TDP 35Wの低電圧モデルのスペックも確認することができます。

BenchLifeによれば、これらSkylakeプロセッサは8月18日~20日にサンフランシスコで開催されるIDF15で正式に発表されます。


Skylake Core i5-6400Tのエンジニアリングサンプル

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Skylakeは、ソケットLGA 1151、DDR4 2133MHzおよびDDR3L 1600MHz RAMをサポートします。
DDR3ではなく省電力のDDR3Lをサポートするのは、オールインワン(AIO)やNUCなど省スペースデスクトップを想定していると思われます。
対応するマザーボードは100シリーズ(Z170、Z150、Q170、Q150、B150、H110)です(加えてH170もおそらく)。

Skylake-S 95W

熱心な自作ユーザーが最も好むであろうオーバークロック対応のKシリーズは、4コア/8スレッドの「Core i7-6700K」と4コア/4スレッドの「Core i5-6600K」の2モデルです。
Haswell Refreshよりも若干TDPが上がっています。
フラッグシップのCore i7-6700Kのベースクロックは4GHzに達しています。

  • Core i7-6700K: 4 / 8, 4.0 GHz, 4.2 GHz, 8 MB, 95W
  • Core i5-6600K: 4 / 4, 3.5 GHz, 3.9 GHz, 6 MB, 95W

OC対応のZ100シリーズチップセットはZ170やZ150を利用できます。限定的なOCをH170あたりでも可能とさせるかもしれません。

Skylake-S 65W

TDP 65Wのメインストリーム向けは今回4モデルのスペックが判明しています。
上記Enthusiast Kシリーズから「K」の付かない「Core i7-6700」「Core i5-6600」も含まれています。TDPが低いことからか、ベースクロックも下げられています。

  • Core i7-6700: 4 / 8, 3.4 GHz, 4.0 GHz, 8 MB, 65W
  • Core i5-6600: 4 / 4, 3.3 GHz, 3.9 GHz, 6 MB, 65W
  • Core i5-6500: 4 / 4, 3.2 GHz, 3.6 GHz, 6 MB, 65W
  • Core i5-6400: 4 / 4, 2.7 GHz, 3.3 GHz, 6 MB, 65W

現行TDP65WのHaswell-S(Core i7-4790S、4770s、Core i5-4690S)などの後継ですが、今年Intelは同じTDPのBroadwell-Kもリリースする予定です(後述の関連記事参照)。


Skylake-S 35W

省電力モデルTシリーズは、4モデルが用意されます。
最上位の「Core i7-6700T」は4コア・8スレッド、その他は4コア・4スレッドのCore i5モデルです。

  • Core i7-6700T: 4 / 8, 2.8 GHz, 3.6 GHz, 8 MB, 35W
  • Core i5-6600T: 4 / 4, 2.7 GHz, 3.5 GHz, 6 MB, 35W
  • Core i5-6500T: 4 / 4, 2.5 GHz, 3.1 GHz, 6 MB, 35W
  • Core i5-6400T: 4 / 4, 2.2 GHz, 2.8 GHz, 6 MB, 35W

デスクトップ版Skylakeは、8月のIDF 2015で正式公開されるとBenchLifeは伝えています。