次世代Apple Watchは、iPhoneに接続することなく単独で動作するかもしれません。
CowenのアナリストTimothy Arcuri氏の最新レポートをBarron'sは伝えています。
アジアのサプライチェーンで得られた情報から、Arcuri氏はApple Watchの2.0バージョンがフルコネクティビティのためにiPhoneにテザリングする必要がなく、単独でインターネットにワイヤレス接続する可能性があることを確認したと主張しています。
また、新モデルは今年後半にローンチされ、Samsungによって供給されるOLEDディスプレイを搭載した最初のApple製デバイスになると主張しています。
一方、4月24日に発売される現行モデル(上記の言い方に倣えばバージョン1.0)の供給は歩留まりの低さから出荷台数が制限されそうです。
供給能力を改善するためにAppleはFoxconnとともに取り組んでおり、日本のサプライチェーンも考慮しているようです。
Arcuri氏によれば、Apple Watchは6月までに600万台だけが出荷される見込みです。
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現行のApple WatchはWi-FiとBluetoothを搭載しています。
基本的にはiPhoneとペアリングして使うことになります。
しかしながら、現行モデルでも単独で利用できる機能もあるようです。
フィットネスやエクササイズの記録、Apple Pay、Watchに保存した音楽再生などです。ただし、フィットネスの記録などにiPhoneのGPSを使う必要があります。
(…)Apple WatchはiPhoneとともに使用するよう設計されている。つまり、装着中に使用するほとんどの機能はペアリングして接続状態にしておく必要があるわけだ。とは言うものの、接続していなくても使える機能はある。Apple Watchは、BluetoothとWi-Fiをサポートし、自宅で無線ネットワーク上にいれば、携帯電話がペアリングされていない間でも接続されたままだ。
Bluetoothに限らず、iPhoneと同一ネットワークにあればWi-Fiでも接続することができるようです。
こうした現行モデルの機能が、今回の情報でいうバージョン2.0モデルで進化し、iPhoneを必要とせずにApple Watchだけで済ませることができるようになる、ということだと思います。
Apple Watchは、今年第4四半期に別の素材を採用した新モデルが登場するともいわれいます。
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Apple Watchは日本でも4月10日に事前予約がスタートします。
発売日は4月24日です。
Amazonではすでに専用の保護フィルムや交換ベルトなども販売されています。
Source:Barrons.com via GSMArena