例年通りであれば、Appleは今年「iPhone 6s」を9月に発表するでしょう。
しかし、そうではないと思わせる情報もあります。
iPhone 6sとiPhone 7の両方が年内に
複数のレポートはAppleが2015年にiPhoneのアップデートサイクルを2つに分けようとしていることを示唆しているとKnow Your Mobileは伝えています。
2つの新モデルが1年の間にローンチされると考えられ、すなわち、Apple Watchの発売とともに2015年の前半にiPhone 6sが、そして、例年通りのタイミングで今年後半にiPhone7が発売されるという噂が紹介されています。
確かに、そうした情報は昨年末にもありました。
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iPhone7だけが今年後半に
一方、Appleは長年続いてきたパターンを捨てるのではないかという憶測も紹介されています。
つまり、iPhone XからXsというパターンをやめるということです。
過去、iPhone 3Gから3GSへ、iPhone 4から4sへ、5から5sへ、「s」の付かないモデルと「s」の付くモデルが毎年交互に発売されました。
そのパターンに従えば、今年、AppleはiPhone 6sを発売するでしょう。
しかしながらそのパターンを破り、今年、Appleは6sを飛び越えiPhone7に向かう準備をしているという噂も多いとPC Proは伝えています。
新モデルは9月8日発表に
PC Proは一歩進んで新型iPhoneの発表スケジュールの予測も披露しています。
iPhone 6s/7は2015年9月8日にCupertinoあるいはSan Franciscoで開催されるスペシャルイベントで発表されそうだとしていますが、それは、同社が毎年9月の第2火曜日にイベントを設定することが恒例のパターンとなっているためです。
そして、その10日後の金曜日である9月18日に米国やおそらく日本でも発売することもまた例年のことです。
Apple Watchの存在
Apple Watchの発売が今回のiPhoneの新モデルのようなさまざまな憶測が出てくる背景にあるとも考えることができます。
4月に米国で発売されるApple Watch。この時期に新製品を投入することはAppleにとっては少々異例のことでしょう。
もちろん、昨年4月にMacBook Airの新モデルが出ており、新製品が出たことがないわけではありませんが、そうしたマイナーバージョンアップの製品はともかく、全く新たな製品がこの時期に発売されることはAppleにとってそうそう多いことではないでしょう。
AppleはApple Watchと共にiPhoneの新モデルを投入することで相乗効果を狙うのではないかという観測から、たとえばiPhone 6sが同時期に発表されるという推測を引き寄せているわけです。
iOS 9の存在
iOS9が新機能の搭載よりも安定性の向上を主とするという情報もまた新型iPhoneの予測に影響を与えているかもしれません。
Appleは、ソフトウェアで冒険をする代わりに、ハードウェアで大きな変化を表現する可能性もあります。
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Source:Know Your Mobile, PC Pro