Microsoftが次期「Surface Pro 4」にLTE搭載モデルを用意する可能性をThe Motley Foolはレポートしています。
Intelを始めとするLTEに積極的なメーカーと価格がこなれつつあるLTEモデム、iPadやAndroidなどLTEを搭載する競合他社の存在、Surface Proを購入するユーザーなどの観点から、MicrosoftがSurface Pro4にLTEオプションを用意することは十分あり得るとしています。
概要はおよそ次の通り。
- IntelはPCプラットフォームの鍵となる機能としてセルラーデータ接続に強気である
- MicrosoftはSurface 2のおいてLTEモデルをすでに発売している
- iPadなどSurfaceの競合他社製品はLTEモデルを用意している
もちろん、LTEを搭載することで価格は上昇するでしょう。しかしながら、Surface Proを求めるような顧客は多少の価格上昇も気にしないかもしれません。それよりも1台でデータ通信まで可能な点にこそ価値を見出すはずです。
ハイエンドPC並みの価格のSurface Pro3が好調な売れ行きを見せていることからもそのように考えることができます。
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加えて、LTE自体のコストは下がる傾向があります。
- IntelはMicrosoftに割安な価格でLTEモデムを提供する可能性もある
- IntelはSurface Proが発売されたころからLTEモデムを市場に投入し、順調に新製品を出している
- Intel、QualcommらLTEモデムメーカー各社はお互いがしのぎを削り製品コストを下げており、次期Surface Proに十分搭載できるだけの安い価格で提供できるだろう
というわけで、Surface Pro4にWi-Fiモデルに加えてLTEモデルを用意することもそれほど的外れではないと考えることができます。
もう1つ根拠となるニュースをご紹介。
Intelは、今年後半にもLTE搭載の低価格タブレット向けSoCを投入する予定です(PC Watch)。
Surface Proシリーズのようなハイエンドモデルは、そうしたローエンド向け製品に先駆けて新機能を搭載するのが通例です。
LTEもおそらくはそうした新機能の1つであり、Surface Pro4がローエンド製品よりも前にLTEを搭載してくることは十分あり得るかと思います。
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Source:The Motley Fool