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新型12インチMacBook Airは低価格になる!いいえ、それはiPhone 5cと同じだ

Appleが12インチの新型MacBook AirでUSB Type CやCore Mを採用することで、非常に低価格になるという予想が出ています。
たとえば、新型MacBook AirではUSB Type C以外のすべてのポート類を省くことで大幅なコスト削減されると考えられます。

以下、The Vergeによる主張とその反対意見とを見ていきます。

The Vergeは、次のように待望の新モデルを見ています。

次世代USB3.1とType Cポートは、Appleの新しいMacBook Airの鍵となり、それが多くの人々が求めていた安価なApple製ノートブックの到来である。

新型MacBook Airは、ローエンドのWindowsノートやChromebookとさえ競合するほど十分に低価格になるかもれない。
それを実現するのが、リバーシブルタイプのUSB Type Cとファンレスで駆動するプロセッサである。
特にUSB Type-Cが重要であり、電源としてもディスプレイ接続にも利用できる。
新型MacBook AirはこのUSB Type-C以外のすべてのポートを省くといわれている。
同時に、AppleはUSB Type-Cのために多くを注力したことが明らかになっている。つまり、Appleは今後の新製品でUSB Type-Cを採用していくことさえ考えることもできる。

USB Type-CはThunderboltとLightningの将来をも脅かすかもしれない。
というのも、USB Type-Cは形状とサイズの点でLightningコネクタに近く、Thunderboltに類似した機能を持つ。
Appleはかつてあれだけ力を注いできたFireWireをiPodから取り除き、MacBookでもそうしてきた。
噂の渦中にある12インチMacBook Airが今年発売されれば、Lightningは3年目にしてFireWireと同じ運命を辿る可能性もある。Thunderboltでさえ同様になるかもしれない。

噂の新型MacBook Airがファンを搭載せず非常に薄くなるのであれば、それはBroadwell-YことCore Mを搭載するはずである。BroadwellではさらにBroadwell-Uも新たに登場しているが、こちらはまだ冷却ファンを必要とする。
Core Mとファンレスによってバッテリー駆動時間を延ばし、高解像度ディスプレイを駆動させることができる。高解像度ディスプレイは、多くのミッドレンジや若干のローコストノートでさえ標準である。

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続いて、こうした考えに否定的な主張を見てみます。
John Gruber氏は、次のように考えています。

iPhone 5cが発表される前、テクニカルライターやビジネスアナリストのような多くの人々は、5cが非常に低価格になり、Apple以外のすべてのスマートフォンメーカーがそうしていたように非常に安価に製造でき、100ドル程度で購入できるようになると予想していた。
プラスチックの筐体に包まれた新しいiPhoneは、その発売前まで、まさしくそうのようにして捉えられてきた。
しかしながら、結局はそうではなかった。
安いといわれていたiPhone 5cはアンロックで500ドルの価格となった。

つまり、iPhone 5cは多くの専門家が予想していたものとは異なったわけです。
そして、これと同じパターンが、新型12インチRetina MacBook Airにも当てはまるだろうというわけです。

Appleがその他の典型的なノートPCメーカーと同じであれば、新型MacBook Airもまた安くなるかもしれません。しかし、Appleと他のAndroidデバイスメーカーとが異なるように、MacBookもまたChromebookやWindowsノートとは異なるはずです。

GoogleのChromebookの攻勢により、Microsoftはそれに対抗できる低価格なWindowsノートを市場に投入できるよう環境を整えました(たとえばWindows 8.1 with Bing)。そこにはIntelのプロセッサが大きく寄与しています。
Appleもまた同じ道を追随して行くのでしょうか。
今後の展開が楽しみです。

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Source:The Verge, Daring Fireball

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