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iPhone 6s miniは誰のための新モデルか

iPhone 6s

Appleは4インチの新型iPhone(iPhone 6s miniともいわれる)を発売するといわれています。
最新の情報によれば、4インチの新モデルはiPhone 5sとスペック的には類似するものの曲面ガラスディスプレイなどiPhone6/6 Plusのようなデザインを採用します。

Appleが4インチで新モデルを出すべきか否かについて、The Motley Foolは興味深い分析を行っています。

4インチで新型を出す理由

新しい4インチiPhoneは、同じサイズのiPhone 5s/5cを好む顧客に訴求することはあり得るだろうし、iPod、iPhone、iPadのサイズと価格のバリエーション戦略をAppleが拡張することを意味します。
新モデルは、中国、インド、ブラジルなど新興成長市場でGoogleやMicrosoftのスマートフォンと競い合うことはあり得ます。こうした市場ではアンロックのスマートフォンはわずか100ドルで販売されます。
4インチiPhoneが100ドルで販売されるという予測はこうした点からも意味をなします。

米国や日本などで先進国の市場が速い勢いで飽和状態に達していることから、メーカーにとって新興市場はより重要になります。
eMarketerによれば、米国のスマートフォンのユーザーシップは2014年から2015年に11.4%上昇し1億8260万台になると予想されます。他方、中国は今年ほぼ5億台、ブラジルでは2017年までに3倍の6600万台、インドでは2016年までに2億台と見積もられています。
Appleの米国でのスマートフォンシェアは42%と高いものの、中国で5%、インドで2%、ブラジルで4~9%など新興市場で非常に低くくなっています。

こうした市場の格差は、今後大きく発展する見込みの高い市場でAppleがシェアを拡大するために低価格なiPhoneが必要であることを示唆しています。

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Appleのブランド力を損なう可能性も

一方、Appleが安価なiPhoneを投入することで、iPhoneの持つプレミアム・アピールという価値を下げることにもつながる可能性があります。
たとえば、かつてSteve Jobs氏がしばしば比較したBMWはインドや中国のメーカーからシェアを奪うために安価な自動車を製造する必要はありません。BMWの自動車は高級感を持つ必要があり顧客もそれを望むでしょう。したがって、自らその価値を損なうことはしないということです。
スマートフォンメーカーをみると、Samsung、Sony、HTCらは新興市場に安価なローエンドデバイスを投入しましたが、ハイエンドのAppleとローエンドのXiaomiやLenovoとの間で押しつぶされたかたちとなりました。

大型スマートフォンの高まり

もう1点、iPhone6/6 PlusのようなPhabletの需要は市場において高まり続けています。
市場が4インチよりも5.5~7インチといったPhabletを望むのであれば、4インチの新モデルを今さらながら投入することはむしろ逆効果になりかねません。
現在もなおiPhone 6/6 Plusの需要は高く、大きさ的に近いiPad miniの市場を奪い取ったともいわれています。
この成功からAppleは当面大きなiPhoneに注力することでしょう。

iPhone 5cからみるiPhone 6s mini

iPhone 6s miniのための良き指針となるのは、2013年に発売されたiPhone 5cでしょう。
最新の数値をみても、iPhone 5cは5sよりも高いマージンを持っているようです。
5cが安価なAndroidデバイスから市場シェアを奪うことが目的あればそれはたぶん成功しませんでした。しかしながら、5cが単なるエントリーレベルのiPhoneであったならば、その目的は成功しました。
5cは思ったほど安くはありません。5cのイメージダウンの要因の1つは、メディアが廉価版iPhoneとして紹介したからともいわれています。しかし、実際、5cは5sと比べてそれほど安価ではありませんでした(だからこそ5cはローエンドではなくエントリーモデルなのです)。
したがって、5cという先例に従えば、iPhone 6s miniは、iPhone 6sよりもおそらくわずかに安い程度になるでしょう。
iPhone 6s Plus、6s、6s miniという3モデルのラインナップとなった場合、現在iPhone6/6 Plus価格から、3モデルの価格差は100ドル前後(1万2千円前後)になるという予測をすることができます。

iPhone 6/6 Plusに買い替えなかったiPhoneユーザーは?

大きくなったiPhone6/6 Plusが歓迎される一方で、4s、5、5s、5cから買換えすることなく見送ったユーザーも確かに存在します。
そうした顧客にとって、最新の4インチモデルははたして魅力的に映るでしょうか。
その見極めもおそらくは重要になるでしょう。

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Source:The Motley Fool

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