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Retina MacBook AirにおけるCore Mの必要性について

Core Mプロセッサと共に、Retinaディスプレイ、USB3.1やType Cコネクタを採用するともいわれる新型MacBook Air。

Core Mの採用は、高解像度ディスプレイ、薄型化・軽量化、十分なバッテリー駆動時間など、新型MacBook Airに欠かさせないものになると思われます。

Appleが新型MacBook AirでIntel Core Mプロセッサを採用するのであれば、現行モデルよりも表面上はパフォーマンスの後退を招くでしょう。

問題は、Appleがそれら新要素と引き換えにパフォーマンスの低下を受け入れるかどうかということです。

実際のところ、Appleにはそうした前例はあります。

たとえば、Mid 2011モデルにおいて、Appleはこれまでのディスクリート・グラフィックチップをやめて、その代わりにCPU内蔵グラフィックスを選択しました。
Mid 2011は、当時、その前モデルLate 2010と比べてグラフィックス・パフォーマンスでステップバックしたとAnandTechによって評されました。一方、その他のパフォーマンスについては順当に改善されてはいました。
また、2011および2012年モデルでCPUパフォーマンスが上昇するも、2013年モデルでは少し事情が異なりました。ここでもやはりAnandTechによって前年のモデルよりもわずかだが下がったと評価されました。しかし、それと引き換えにバッテリー寿命は改善されました。

Intelの省電力なCore Mプロセッサが、Appleによって改善されたシステムレベルのエクスペリエンスを加えることができるのであれば、たとえCPUやGPUのパフォーマンスが低下するとしても次期MacBook Airに採用されることはそれほど不自然ではないでしょう。

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Core Mによってロジックボードは劇的にコンパクトになります。それによりAppleは更に薄いデザインで新モデルを開発することが可能となり、空いたスペースにより大きなバッテリーを割り当てることもできるでしょう。バッテリーに余裕が生まれれば、Retinaディスプレイのような高解像度ディスプレイを駆動させるにも不安はなくなります。


上がCore Mのマザーボード。下がMacBook Airのマザーボード。

Core Mのような省電力プロセッサの採用は、MacBook AirとMacBook Proの住み分けを、現在よりももっと明確にすることにもつながるでしょう。

結局、薄さや軽さとパフォーマンスのすべてを満たすことは、現在の技術でもかなり難しいということだと思います。
前者に重点を置けば、後者は自ずと後退します。

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Source:The Motley Fool

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