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Apple、異例のiOS8.1、8.2、8.3開発同時進行〜今秋から2015年にかけて相次ぎリリース、iOS大転換への布石かも

Appleはすでに「iOS 8.1」「iOS 8.2」「iOS 8.3」のリリースに向けて準備を進めているという情報が出ています。

9to5Macは、Appleが今年の秋から2015年にかけてiOS8.1、8.2、そしてiOS8.3を公開する計画であることを伝えています。すでにiOS8.2やiOS8.3をインストールしたデバイスがApple本社のあるクパチーノから9to5Macのサイトを訪れていることがアクセスログによって判明しています。
iOS8に、8.1、8.2、8.3の3つのフォローがあるのは珍しいことのようです。これまでの開発サイクルであれば、AppleはiOS8.1と共に次期「iOS 9.0」に取り組みます。iOS9.0がもちろん開発中であることはあり得ます。また、Appleはいわゆるバグフィックスとして「x.x.1/.2/.3」というようなマイナーアップデートに取り組むことも通例です。しかし、今回、8.1、8.2、8.3が同時に開発されているのは興味深い事実です。
iOS8.1、8.2、8.3が比較的細かなアップデートであるならば、AppleのiOS開発の変化は、12.9インチ(13インチ)iPadの発売とも関係するかもしれません。iOS8.1、8.2、8.3のどれか1つは12.9インチiPadのために用意されている可能性もあります。
あるいは、その反対かもしれません。
AppleはiOSの開発プロセスの速度を上げて、これら新バージョンをiOSの新機能追加や機能強化に当てている可能性もあります。iOS9.0は新モデルと共におそらく来年9月ごろにリリースされるでしょう。Appleはそれまでの間にiOS8.1、8.2、8.3によってiOS8の大きな変更をするつもりなのかもしれません。
大きな変更としては、まずはApple Payがあります。AppleはApple Payの正式サービス開始に合わせてiOS8の最新バージョンをリリースすることになるはずです。新型iPad(iPad Air第2世代やiPad mini第3世代も含む)は2つのアプリを同時表示させる2画面分割モードを搭載するともいわれています。これも大きな新機能の1つになると考えられます。
更には、iOSとOS Xの2つのオペレーションシステムに関わる問題もあるかもしれません。iOSとOS Xとの混同を避けるため、AppleはiOSの命名規則を変更する可能性もあります。このまま進めば、2年後には「iOS X/10」と「OS X」が共存する時が必ず訪れ、Appleユーザーに混乱をもたらすかもしれないからです。
ともかく、Appleは今後iOS8.1、8.2、8.3をリリースする予定です。その1つ1つが出てくるごとに良い意味で驚きが待っているかもしれません。iOS8.0.1のように公開直後に配信終了とならないことを祈ります。
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