2台の「iPhone 4s」にiOS7.1.2とiOS8.0.2とをそれぞれインストールし動作を比較し、さらに、iOS8.0をインストールしたiPhone4sを加えてベンチマークを計測しているビデオが公開されています。
「iOS 8.0.2」は「iOS 7.1.2」と比べて動作が重いのか、それを知る手掛かりの1つになるかもしれません。
iPhone4sはiOS8をサポートする最も古いiPhoneです。iOS8のリリース後、各メディアやユーザーが4sをアップデートし試し、かなり動作が遅くなったことを報告していました。
9to5Macは、ビデオを紹介しながら、iOS8.0.2にアップデートしたiPhone4sのラグがそれほど悪くないと感想を述べています。もちろん、iOS8.0.2にアップデートしたiPhone4sがiOS7.1.2のiPhone4sと比べてまったく同じか、速いわけではありません。やはり動作には多少のタイムラグがあります。ただし、それが想像よりも少ないという印象です。
9to5Macは、iOS8.0.2にはバグフィックスだけでなく、古いiPhoneへの最適化も含まれていると推測しています。その読みが当たっていれば、iPad2、iPad3、iPhone5など旧モデルでもiOS8.0.2はうまく動作してくれるかもしれません。
ビデオでは、iOS7.1.2のiPhone4sとiOS8.0.2のiPhone4sとを隣同士に並べて、カレンダー、写真、カメラ、天気、App Store、Safari、メールなど各アプリの動作を比較しています。また、Geekbench3のテストでは、iOS7.1.2、iOS8.0、iOS8.0.2をそれぞれインストールした3台のiPhone4sでほぼ同じスコアを出しています。なお、ビデオのiPhone4sはいずれもフレッシュ・リストアされた状態とのこと。完全にリセットされ写真やメールなど何のデータも入っていない状態での比較です。
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