Appleは、新モデル発売を控え、Best BuyやAmazonなどを含む米国の量販店と協力しiPad miniの値下げを実施したとDigiTimesが伝えています。
ここで価格が下げられたと報じられているのは現行Retina iPad miniの一世代前となる初代iPad miniのようです。DigiTimesによれば、現在Best Buyで199ドル(当初の価格299ドルから100ドル値下げ)、Amazon.comは240ドルで販売されています(本記事執筆時に確認したところBest Buyでは確かにその通り。Amazonは販売者によって若干バラつきあり)。
iPad miniの値下げによって、Apple以外のメーカーのタブレットも対抗する可能性が指摘されています。
AppleがiPad miniの値下げを決定したのは、iPad miniを含むiPadシリーズの販売低下を懸念したためと考えられています。記事では、Appleは今年第1四半期に1640万台、第2四半期に1328万台のタブレットデバイスが販売したとされ、第3四半期にはおよそ1千万台まで落ち込むだろうと予想されています。第3四半期に更に下がる理由は、その後すぐに次期iPadシリーズが来るためであり、買い控えが起こると予測するためです。
次期iPadには、第2世代となるiPad Air、第3世代となるiPad miniが予想されており、すでにいくつもの情報が出ています。新型iPadでは、シリーズで初めてTouch ID(指紋センサー)が搭載されるほか、本体が更に薄くなるなど筐体も新設計されるという情報もあります。さらに、新たに12.9インチの大型iPadの発売も噂されています。iPad Airは9.7インチ、iPad miniは7.9インチであり、12.9インチというのは13インチMacBook AirやMacBook Proのディスプレイに匹敵する大きさです。
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