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iPhone6、バックライト再設計によりディスプレイ生産が一時停止 一部に遅れ:Reuters

新型「iPhone 6」のディスプレイ生産が土壇場で一時停止していたことをReuters日本語記事)は伝えています。

写真はiPhone6のイメージ
製造一時停止の理由は、薄型化を図ったiPhone6の設計のためとされています。
複数の関係筋によれば、バックライト生産遅延により液晶ディスプレイの製造工程の後半が一時停止しました。AppleはiPhone6を薄く仕上げるためにバックライトのBEF(輝度向上フィルム)を2層から1層に減らす仕様を採用しました(現行iPhoneは2層)。しかし、量産が難航し、設計を最初からやり直すことになったとのこと。おかげで液晶ディスプレイ生産全体に影響を与えました。Mac Rumorsは生産停止は2ヶ月にも及んだと伝えています。
幸いなことに、新設計のバックライトの量産は順調のようです。それによりディスプレイ生産工程の後半も回復し、一時停止の遅れを取り戻すために急ピッチで作業が行われているとのこと。
今回の遅れがiPhone6の発売時期や販売できる台数に与える影響は不透明とされています。
記事では、ジャパンディスプレイ(JDI)とLG Display(LGD)は4.7型と5.5型の両方を、Sharpは4.7型サイズのみを生産していると伝えています。JDIは先行して液晶量産をしていたため、今回の遅れに大きく影響を受けたようです(JDIは8月の決算発表で大口顧客の7〜9月期出荷に遅れが生じる見通しを示していました)。一方、Sharpは影響を受ける部分の工程開始が遅かったため液晶は少なかったとされています。
Appleは9月9日にメディアイベントを開催しiPhone6を発表する見通しです。これまで通りであれば、その次の週の金曜日(9月19日)に発売日を設定するでしょう。4.7インチモデルと5.5インチモデルが同時発売されるかはまだ不透明です。
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