「iPhone 6」の2モデルの内、5.5インチモデルの発売は遅れるという見方は以前からありました。
しかし、著名なAppleアナリストによれば、4.7インチもまた生産難に苦しんでいます。
写真はiPhone6のイメージ
KGI Securitiesのアナリスト、Ming-Chi Kuo氏は、その最新レポートでiPhone6 5.5インチと4.7インチの両方がインセル（In-Cell）タッチパネルにおける歩留まりが改善しないため、発売が遅れる可能性を示唆しました（自由時報電子報）。
この情報は9to5MacやMacRumorsなど米国のApple系情報サイトではまだ取り上げられていませんが、今後、より詳細な確認が取られると思われます。
別の報道として、8月2日に起きた中国昆山の金属加工工場の爆発事故について、その影響がFoxconn（鴻海精密／Hon-Hai）にも及んでいるようです（EMSOne）。地元当局は金属研磨を行う工場に操業を一時停止し自主検査を行うよう通達したようで、Foxconnの昆山工場も含まれている模様。そこから、Foxconnが製造を請け負うiPhone6の出荷や発売時期にも影響を及ぼすという見方が出ています。
最近では、Foxconnは4.7インチモデルの70％、5.5インチの100％の製造を担当するという情報がありました。
Foxconn、5.5インチiPhone6の100％を製造？iWatchと共に12月発売？
Appleは例年通り9月中に新型iPhoneを発表するという見方が多勢です。一方、発売日は9月中とも10月に入るともいわれており、まだ定まっていません。
iPhone6、9月16日発表？10月14日発売？供給如何で早まる可能性も
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iPhone6、5.5インチだけでなく4.7インチモデルも発売が遅れる？タッチパネル生産難航や爆発事故の影響も
