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Gmailでメールを取り消す方法〜送信取り消し機能

誤って送信してしまったメールを取り消すことのできる機能がGmailで利用できます。
送信先を間違えたり、CCをつけ忘れたり、文章を訂正したいときなどに便利だと思います。

送信取り消し機能を利用するには、事前に設定をしておく必要があります。

  1. ブラウザでGmailを起動し、右上にある歯車のアイコンをクリック、「設定」を選び設定画面を開く
  2. 上部「Labs」タブをクリックし、その中から「送信取り消し」(上の写真)を探し出し、ラジオボタンを「有効にする」にし、「変更を保存」ボタンをクリック
  3. 標準画面に戻るので、再び「設定」を選択、「全般」タブの中にある「送信取り消し」で取り消せる時間を設定(下の写真)。デフォルトは10秒。その他、5秒、20秒、30秒から選択可能


以上で設定は完了です。
実際にメールを作成し、送信をクリックすると、下の写真のように、画面上部に「取消」リンクが現れます。

取り消し可能な時間は、上記設定で指定した値です。
「取消」をクリックすれば、送信前のメールが表示され、内容の確認や訂正を行うことができます。
再び送信すると、同じように「取消」が現れます。何度か取消と送信を繰り返してみましたが、特に回数制限などはないようです。
指定した時間を過ぎると「取消」リンクは消え、メールが送信されます。

この「送信取り消し」機能は、送信済みのメールを取り消したり、相手のメールボックスに送信されたメールを削除することができるわけではありません。あくまで送信までに一定時間の猶予を与える機能のようです。したがって、指定した時間が経過し既に送信されてしまったメールを取り消すことはできません。
それでも、宛先を間違えたり、誤字や脱字というような、うっかりミスを防ぐ方法の1つではあるので、設定しておいても損はないかと思います。
なお、「送信取り消し」機能はLabsにあり、正式採用前の試験中の機能のようなので過信は禁物です。
「送信取り消し」機能は現在のところWebブラウザでしか利用できないようですが、iOSやAndroidアプリ、他のメールクライアントソフトでも利用できるようになると更に便利だと思います。
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