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Surface Pro3分解レポート〜Surface Pro2よりも小さなバッテリーや同一のmSATA SSDなどを搭載、分解・修理は極めて困難

「Surface Pro 3」の分解をiFixitが行っています。
今回分解されたのは、米国やカナダで6月20日に発売されたCore i5 128GBモデルです。

最初に、Surface Pro3の分解難易度は非常に高いという評価が付けられています。難易度は最高位であり、Surface Pro2の場合と同様に最も困難であると評価されました。
個々のパーツを見ていくと、まず、CPUはマザーボードに直付けされています。その上に非常に薄い冷却ファン+ヒートシンクが取り付けられています。CPUはIntel Core i5-4300U(1.9GHz Intel HD Graphics 4400)です。

(プロセッサ)
マザーボードには、Samsung 4GB LPDDR3 RAM、Marvell 88W8897 WLAN + BT4.0 + NFCチップ、Realtek ALC3264オーディオコーデックなどが搭載されています。本体にはステレオスピーカーも内蔵されています。なお、メモリーもマザーボードに直付けであり、交換や増設はできません。

(マザーボードとファン)
SSDは、SK Hynix HFS128G3AMNB 128GB mSATA 6.0Gbpsタイプ。興味深いことにSSDは汎用的なmSATAであり、取り外しや交換も可能です。ただし、接着剤で強固に閉じられた本体を慎重に分解しなくてはなりません。事実上、換装は不可能とみてよさそうです。

(SSD)
バッテリーは、LG製で容量は42.2Wh、7.6V、5547mAhです。もちろんバッテリーも交換することはできません。

(内蔵バッテリー)
上述のように、Surface Pro3の分解や修理は極めて難しいようです。

iFixtによるSurface Pro2の分解時のパーツは次の通り。SSDはSurface Pro3と同一型番でした(ただし、同一モデルでも発売時期などによってメーカーや型番は異なる可能性あり)。また、バッテリーはSurface Pro3の方が小さいというのも驚きです。にもかかわらず、公称スペックにおいてSurface Pro3はSurface Pro2よりもバッテリー駆動時間が長いです。

  • CPU:Intel Core i5-4200U(発売当時。2014年初頭ごろよりSurface Pro3と同じCore i5-4300Uモデルも出荷)
  • RAM:SK Hynix 4GB LPDDR3 RAM
  • SSD:SK Hynix HFS128G3AMNB 128GB
  • バッテリー:LG 42Wh 7.4V 5676mAh

Surface Pro2分解レポート Surface Proと同じバッテリー容量 SK Hynix製mSATA SSDやメモリー 細部にわたりHaswellに最適化された設計
Surface Pro3は、日本では来月発売されます。現在、事前予約が行われています。
Surface Pro3、日本国内正式発表〜7月17日発売、6月3日事前予約開始、91,800円より

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