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新型iMac(Mid 2014)低価格モデル、メモリー直付けで増設・交換不可〜分解により判明

新しい21.5インチiMac(Mid 2014)エントリーモデル(低価格版/ローコストモデル)は、従来モデルと同様に標準で8GB RAMを搭載します。
しかし、新モデルのメモリーはマザーボードにはんだ付けされ、空きのメモリースロットも用意されておらず、メモリーの交換や増設がまったくできないことが判明しました。

新型iMac(Mid 2014)のマザーボード
Other World Computing Blog(via Mac Rumors)は、昨日発売されたばかりの新型iMac低価格モデルをさっそく分解し、従来製品(Late 2013)との違いを確認しました。
その結果、Apple公式サイトにも説明されている通り、新モデルに標準搭載の8GBメモリーは直付けされたオンボードメモリであり、ユーザーが追加することも交換することもできませんでした。Appleは新モデルのメモリー追加オプション(CTO)も用意しておらず、このモデルに限りメモリー追加のいかなる方法もありません。
なお、新モデルのストレージは従来モデル(1TB HDD)よりも小さな500GBです。分解したモデルでは2.5インチ、7mm厚、SATA3Gb/sのHGST Travelstar Z5K500 Z5K500-500 HTS54050A7E362(製品情報)が内蔵されていました。したがって、ハードディスクはSATA接続の内蔵HDDやSSDと交換は可能と思われます。

ただし、iMacは従来モデル共にHDDを容易に交換できるように設計されていません。詳しくは下記記事をご覧ください。
新型iMac(Late 2013)をiFixitが分解:21.5インチはCPU直付け、両モデルともPCIe SSDスロット標準搭載
ちなみに、従来モデルの21.5インチはメモリースロットを2基搭載し増設や交換は可能ですが、スロットにアクセスするためのドアが本体にありません。一方、27インチモデルにはメモリー交換用のドアが用意されています。Appleはこれら従来モデルにメモリー追加オプションを用意しています。したがって、21.5インチの従来モデルであれば、購入時のCTOオプションでメモリー増設を選択すれば、標準の8GBから16GBに拡張も可能です。
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