8型Windowsタブレット、ASUS「VivoTab Note 8」（M80TA-DL64S）の実機をさっそく触ってきました。
ASUS VivoTab Note 8
本体の質感、持ちやすさ、重さなど
表面は、他社の8型Windowsタブレットに近いです。店頭で並んでいると、表面にあるブランドロゴ以外、一見すると区別がつかないかもしれません。
背面は、同じASUS製のNexus7（2013）と同じような梨地っぽいラバーコーティングが施されています。Nexus7（2013）に触れたことのある方なら感じたかもしれませんが、持ちやすく滑りにくいのが特徴です。片手でも安心してホールドできると思います。
なお、「VivoTab Note 8」は、Lenovo「Miix 2 8」のように、前面にWindowsボタンはありません。左側面にmicroSDカードスロットとともにあります。どちらが良いかは意見が分かれそうです。右側面には電源／スリープボタンとボリュームボタン、上部側面にmicroUSBポート、右下側面にスタイラスペンの収納ホルダーがあります。
重量はスペックでは約380g。Lenovo「Miix 2 8」は350gなので、「VivoTab Note 8」の方が30g重くなります。実際、30gという違いは気にするほどではないかと思いました。この程度の重さの違いは本体の持ちやすさでカバーできるのではないでしょうか。
厚みは、11mm近くあります。Miix 2 8は8mm強であり、2mm以上の差があります。
- VivoTab Note 8：220.9mm×133.8mm×10.95mm、380g
- Miix 2 8：215.6×131.6×8.35mm、350g
- Venue 8 Pro：216×130×8.9mm、395g
- dynabook Tab VT484：213×135.9×10.7mm、445g
- Iconia W4-820：218.9×134.9×9.75-10.75mm、415g
デフォルトの空き容量
別々の店舗に展示されていたデモ機2台を調べてみましたが、どちらも、ディスクの使用量、空き容量とも同じでした。
「VivoTab Note 8」のストレージは64GB、実際の容量は49.1GB、空き領域は37.5GB、使用領域は11.5GBでした。
ちなみにLenovo「Miix 2 8」（64GB）の場合は48.7GB、36.4GB、12.2GBでした。
スタイラスについて
「VivoTab Note 8」にはワコム製スタイラスペンが標準搭載されています。
このスタイラスを使って、モダンUIもデスクトップ画面も操作できます。
手書き入力も試してみました。いまいち操作方法がわからなかったので苦労しましたが、さすがにペンだと書きやすいです。
「VivoTab Note 8」付属のスタイラスでMicrosoft Surface Proシリーズも操作可能でした。隣に展示されていたSurface Pro2を操作してみたところ、すんなりと認識され、使うことができました。反対に、Surface Proのスタイラスでも「VivoTab Note 8」を操作できました。店員さんによれば同じワコムのドライバーを使っているとのこと。なので、基本的な操作はSurface Proと同じと考えられるかと思います。
デスクトップUIでフォルダを開いたり、コントロールパネルを設定したりと基本操作を試してみました。直接画面にペン先が触れずにカーソルを動かすことができ、小さなアイコンでも操作しやすいと感じました。ただ、フォルダやファイルを全画面表示にしたとき、右上部の辺りをペンで操作しようとしても若干ずれてしまいうまくきませんでした。ペンの調整を行えば大丈夫かと思いますが、今回はそこまで確認できませんでした。
動作やもっさり感など
20分程度いろいろいじってみた感想としては、スタイラス以外、Lenovo「Miix 2 8」とあまり変わらない印象でした。十分サクサクと動きます。気持ち「VivoTab Note 8」の方がレスポンスが良いとも感じましたが、本日展示されたばかりということもあるかも思います。
ASUS VivoTab Note 8 M80TA-DL64 の主なスペック
- OS：Windows8.1 32bit
- ディスプレイ：8型 1280×800
- CPU：Atom Z3740 1.33GHz-1.86GHz 2MB
- メモリー：2GB LPDDR3-1066
- ストレージ：64GB
- メモリーカード：microSDXC/SDHC/SDカードスロット
- オーディオ：ステレオスピーカー、アナログマイク、マイク・ヘッドホンコンボジャック
- 映像出力：Miracast対応
- インターフェース：microUSB
- カメラ：500万画素／126万画素
- センサー：GPS、電子コンパス、加速度センサ、ジャイロスコープ、アンビエントライトセンサ
- 通信：Wi-Fi IEEE 802.11 a/b/g/n、Bluetooth4.0
- バッテリー駆動時間：約11.8時間
- 本体サイズ：幅220.9mm×奥行き133.8mm×高さ10.95mm
- 本体重量：約380g
- オフィス：Microsoft Office Home and Business 2013
ASUS VivoTab Note 8 は買いか
今回、試した時間も短く最終判断はできませんが、スタイラスペンが標準で付属すること、スタイラスはSurfaceと同じワコム製ということでサポートが期待できること、ボディの質感などNexus7などタブレットを数多く設計してきた安心感、等々から、8型Windows8.1タブレットとして十分選択肢に入ると思いました。
今回は試すことができませんでしたが、バッテリー駆動時間は12時間近いというのも大きな魅力です。他社製の8型Windowsタブレットの場合、8時間〜11時間です。
- VivoTab Note 8：約11.8時間
- Miix 2 8：約10時間
- Venue 8 Pro：約8時間
- dynabook Tab VT484：約11時間
- Iconia W4-820：約8時間（WEB）／約10時間（動画）
他の8型Windowsタブレットのスペックは下記記事をご覧ください。
Lenovo Miix2 8、Dell Venue 8 Pro、東芝 dynabook Tab VT484、Acer Iconia W4-820 8型Windowsタブレット比較
追記：アマゾン限定モデルが発売。
ASUS VivoTab Note 8「M80TA-DL004HS」(専用スリープ付属)と「M80TA-DL004PS」(Windows8.1 Pro)が新発売：アマゾン限定版
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ビックカメラ
ビックカメラ ASUS VivoTab Note 8 M80TA-DL64S
ソフマップ
ソフマップ ASUS VivoTab Note 8 M80TA-DL64S
Amazon ASUS VivoTab Note 8
M80TA-DL004HS：Windows 8.1、Office Personal 2013
M80TA-DL004PS：Windows 8.1 Pro、Office H&B 2013
