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新型Mac Pro(Late 2013)はCPU/RAM/SSD交換可能 修理しやすい効率的な構造 iFixitの分解レポート

新型Mac Pro(Late 2013)の分解レポートをiFixitが公開しています。
メモリーやフラッシュストレージ(SSD)の交換も容易であり、CPUもソケット式のため、その気になれば購入後に交換可能です。

Mac Pro(Late 2013):iFixit
プロフェッショナルのためのデスクトップであるMac Proは、伝統的にユーザーがパーツを交換しやすいような設計がなされていました。
その利点は新しいモデルでも引き継がれているようです。
今回、分解されているのは下位モデル(日本での型番はME253J/A)です。
メモリーやSSDは非常に簡単にアクセスできます。
SSDは、Samsung製で最新のMacBook Pro RetinaやMacBook Airでも採用されているものとかなり似ているようです。SSDを取り付けているネジは専用品ではありません。一部ではMac製品ではおなじみのトルクスネジも用いられています。
Appleはメモリーおよびフラッシュストレージの取り外し・交換マニュアルを公開しています。

Mac Proは円筒型の本体に各コンポーネントを効率的に収めるために独自の構造を採っているようです。ロジックボード、デュアルグラフィックカード、I/Oポートボードは、1つの「daughterboard」(ドーターボード)に接続されています。
このドーターボードとI/Oボードの間に電源ユニットがあります。容量は450W。電源に冷却ファンはなく、Mac Pro本体内にあるクーラーだけです。

こうして各モジュールを外していくことで、CPUソケットに辿り着くことができます。
LGA 2011ソケットにはクアッドコアのIntel Xeon E5-1620 v2が取り付けられています。ここまで分解できれば、より上位のプロセッサに交換することは容易です。
ドーターボードを中心にいくつか見慣れぬ規格のコネクタが使われており、ケーブル回しもギリギリのようです。また、AppleはメモリーとSSDの内部システムの分解マニュアルを用意していません。その点も注意が必要です。
iFixitによる分解のしやすさの評価は10点中8点(点数が高いほど修理が容易)です。
Apple Store Mac Pro
ビックカメラ Mac Pro 下位モデル ME253J/Aicon 5%ポイント還元
ビックカメラ Mac Pro 上位モデル MD878J/Aicon 5%ポイント還元
Thunderbolt アクセサリ