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Retina MacBook AirにiPad Air2の液晶パネルを採用する理由

MacBook Pro, Air iPad Air iPad Air 2

Appleは、次期MacBook AirにRetinaディスプレイを採用するといわれています。

12インチ前後といわれる新モデルのRetinaディスプレイは、iPad Air2やiPad AirのRetinaディスプレイと同じスペックになるという予測があります。

以下、その可能性を探ってみました。

現在販売されているMacおよびiOSデバイスを含む、歴代のApple製品のディスプレイサイズ、解像度、画素密度をまとめてみました。

ここから共通点を見出してみます。

MacおよびiOSデバイスのパネル仕様

MacBook Air

  • 11.6インチ 1366×768ピクセル 135ppi MacBook Air 11インチ
  • 13.3インチ 1440×900ピクセル 128ppi MacBook Air 13インチ

MacBook Pro Retina

  • 13.3インチ 2560×1600ピクセル 227ppi MacBook Pro Retina 13インチ
  • 15.4インチ 2880×1800ピクセル 220ppi MacBook Pro Retina 15インチ

iPhone

  • 5.5インチ 1920×1080ピクセル 401ppi iPhone 6 Plus
  • 4.7インチ 1334×750ピクセル 326ppi iPhone 6
  • 4インチ 1136×640ピクセル 326pp iPhone 5s/5c/5
  • 3.5インチ 960×640ピクセル 326pp iPhone 4/4s
  • 3.5インチ 480×320ピクセル 163ppi iPhone 3G/3GS

iPad

  • 9.7インチ 2048×1536ピクセル 264ppi iPad Air 2/iPad Air/iPad 4/iPad 3
  • 9.7インチ 1024×768ピクセル 132ppi iPad 2/iPad
  • 7.9インチ 2048×1536ピクセル 326pp iPad iPad mini 3/2
  • 7.9インチ 1024×768ピクセル 163ppi iPad mini 

※MacBook Airの画素密度はAppleの仕様には掲載されていないため画素密度計算サイトを利用しました。

各パネルの共通点

この中で、iPhone 3G/3GSのパネルは、iPad miniと同じ画素密度163ppiです。
同様に、iPhone 6は、iPhone 5s/5c/5/4s/4、iPad mini 3/2 と同じ画素密度326ppiです。

このように、Appleは各デバイスで同じスペックのパネルを使い回すことがあります。
同じパネルをサイズを変えて使うことで、新開発する必要もなく、新たな生産設備を作る必要もないので、生産コストは大幅に下がります。
液晶パネルは、大きな1枚のパネルから任意のサイズに切り取って作りだされます(Daring Fireball)。したがって、同じ仕様(ここでは特に画素密度)のパネルから異なるサイズのパネルを作ることは可能であり、実際、AppleはそのようにしてiPhone6のパネルをiPhone5sまでの各iPhoneシリーズと同様の技術で生産してきたのでしょう。

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この観点から、次期MacBook AirのRetinaディスプレイを作る場合を考えてみます。

iPad Airシリーズと同じ液晶パネルをMacBook AirのRetinaディスプレイに採用する場合

12インチ級とされる次期MacBook AirのRetinaディスプレイは、スペック的に、iPad Air2やiPad Airで用いられているパネルと相性が良いようです。

画素密度264ppiのパネル

  • 9.7インチ 2048×1536ピクセル iPad Airシリーズ
  • 11.88インチ 2732×1536ピクセル MacBook Air Retina


続いて、現行MacBook Airと比べてみます。

次期MacBook Airと現行MacBook Airのパネル

  • 11.88インチ 2732×1536ピクセル 264ppi MacBook Air Retina 12インチ
  • 11.6インチ 1366×768ピクセル 135ppi MacBook Air 11インチ
  • 13.3インチ 1440×900ピクセル 128ppi MacBook Air 13インチ

つまり、11.88インチ(2732×1536ピクセル)というパネルは、11.6インチ(1366×768ピクセル)の縦横各2倍、面積4倍の画素数となるRetinaディスプレイになります。

iPhone4がiPhone3GSまでくらべて画素数4倍のパネルをRetinaディスプレイと呼んだように、同様に、iPad 3がiPad2に対してRetinaディスプレイモデルと呼ばれたように、次期MacBook AirがRetinaを名乗るのであれば、11.88インチ(2732×1536ピクセル)というパネルは資格的にも相応しいはずです。

同じパーツを流用しつつ全く新しい新製品を生み出すのがApple

iPad Airシリーズで大量に生産されているパネルを、MacBook Airの新モデルでも採用することで、Appleは余分なお金をかけず、多くのユーザーが欲しがるような新製品を生み出すことができるわけです。もちろん、ボディの設計は一からやり直される可能性はありますので、まったくコストがかからないわけではありませんが、それでも全てを最初から設計し直すのと比べれば、その差は歴然です。

同じパテとバンズを使って、さまざまなメニューを作るマクドナルドと同じような手法ですが、他のメーカーと比べれば圧倒的に種類の少ないAppleの製品ラインナップ(正反対なのが膨大な製品を用意するSamsungです)の成功の秘密はこんなところに隠されているのかもしれません。

本記事は以前のものを整理し書き直しました。

Retina MacBook Airについては下記記事にこれまでの情報を集積しています。合わせてご覧ください。

Apple Store

Amazon.co.jp