iPhone 6/6 Plusの背面には、Cellularアンテナとして、樹脂製のパーツが埋め込まれています。
その見た目から「Dライン」(英語ではStrips)とも呼ばれています。
この樹脂パーツが衣類と擦れることで、衣類の染料が付着(色移り)してしまう事例がユーザーにより報告されています。
ジーンズなどの染料が色移りしていまう
上の写真はiPhone6(あるいはPlus)ゴールドモデルの背面。問題のDラインがうっすらとブルーの色移りしていることが確認できるでしょうか。
色移りの症状を訴えるユーザーの1人によれば、裸のままのiPhone6をジーンズのポケットに入れて使っていたようです。
大きくなったiPhone6やPlusがパンツのポケットに入らなくなった、入れづらくなったという問題は各所で取り上げられています。
しかし、問題は大きさだけではなかったようです。
結果として、色移りしたiPhone6の背面は、どこか古ぼけて汚れたような印象を与えると指摘されています。ジーンズであれば、着古した雰囲気も歓迎ですが、それがiPhoneとなると、多くの人は敬遠するかもしれません。
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なぜ色移りしたのか
iPhone 5sでもアンテナはあったのに、なぜiPhone6/6 Plusだけに染料の色移りの問題が起きてしまったのでしょうか。
iPhone 5s/5、あるいは4s/4まで、背面のアンテナ部分はガラスパネルで覆われていました。5s/5の場合、背面天地の別パーツの部分がそうです。
これまでのiPhoneでは、樹脂パーツがガラスでカバーされることで今回のような色移りは防げていたのでしょう。しかし、新しいiPhoneでは、その部分は、むき出しなのです。
一旦付着した染料を除去するのは困難
付着した染料を除去しようとして、問題を報告したユーザーは石鹸などいくつかのクリーナーを使って試してみたようです。しかし、それを落とすほどの効果はなかったようです。
Appleサポートに問い合わせたユーザーによれば、一般に売られているクリーナー類で慎重にiPhoneを洗うようアドバイスを受けたとのこと。
以前にも同様の事例あり
過去、iPhone6と同じようにプラスチック製アンテナを備えるHTC Oneなどでも同様の問題は指摘されていました。
どうすれば色移りを防げるのか
一度付着した汚れが極めて落ちにくいということであれば、そうならないように気を付けるしか方法はありません。
まず、iPhoneに保護ケースを装着することです。
保護ケースはiPhoneをキズなどから保護するのが第一の目的だと思いますが、この場合、iPhoneに衣類などから色移りを防ぐ効果も発揮します。
加えて重要な点。それは、保護ケース自体からiPhoneに色移りしないかを必ず確認することです。ケースの、特に内側の素材が重要だと思います。
保護ケースといえば、その外観(外側)が重要ではありますが、今回の場合、ケース内部に使われている素材もまた重要なチェック対象となりそうです。
Source:BGR
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