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Wii Uの9ヶ月間の販売台数はPS4、Xbox Oneの発売初日分よりも少なかったことが明らかに

ニンテンドー Wii Uは、日本国内では2012年12月8日に発売されました。間もなく発売から1年を迎えます。
そのWii Uの販売不振についてBloomberg日本語記事)が伝えています。

ニンテンドー Wii U 発売初日の様子
任天堂はWii Uを今年上半期(4〜9月)に46万台販売しました。今期の販売目標は900万台。任天堂は残る下半期に上半期の20倍近くも売らなければなりません。
別の数字を見ると、1〜9月の9ヶ月間で85万台のニンテンドーWii Uが販売されましたが、これは、Sony PS4やMicrosoft Xbox Oneの発売初日の販売台数にも遠く及びません。Sony PS4やMicrosoft Xbox Oneは、発売初日だけでそれぞれ100万台を突破しました。新発売のハードと発売から時間の経過したハードの販売数を比較するのは少々酷ですが、控え目に見ても、Wii Uの売り上げは芳しくないようです。

なぜ、任天堂とソニー、マイクロソフトの間にはこんなにも差が開いてしまったのでしょうか。
Wii Uの販売不振の原因の1つは魅力的なゲームソフトが不足していることだと考えられています。ハードの販売をけん引するようなソフトがWii Uの発売当初には欠けていたとされ、夏以降になってようやく有力なタイトルが発売されました。しかし、直近の決算発表でもハードの販売が上向いたようには見えないとあるアナリストは見ています。
ゲーム開発者が売れないハードのためにソフトを作ることに難色を示すことも考えられます。魅力的なソフトが揃っていかなければますますハードは売れなくなるわけで、ハードが売れなければ開発者はどんどんWii Uから遠ざかってしまいます。そうなってしまうと、Wii Uは脱出困難な負のスパイラルに陥ってしまうかもしれません。
任天堂は上半期(4〜9月)に630万個のゲームソフトを販売しました。年間目標のためには残り半年でおよそ3200万個も売らなければなりません。
ニンテンドー Wii U 本体
ニンテンドー Wii U プレミアムセット

PS4
PlayStation 4 First Limited Pack

Xbox One