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iFixitがRetina iPad miniの分解レポート:LG製ディスプレイ、Elpida製1GB RAM、東芝製ストレージ、6471mAhバッテリー搭載、iPad AirやiPhone5sと複数の共通パーツ

iPad mini Retinaディスプレイモデルの分解レポートをiFixitが公開しています。
分解されているのは、16GBのWi-Fiモデルです。

iPad Mini Retina Display Teardown:iFixit
Retinaディスプレイは、LG Display製でParade DP675 LCDドライバーが用いられています。iPad AirはDP655という類似した型番でした。タッチスクリーンコントローラは、iPad Air、iPhone5s、iPhone5と同じものでした。
プロセッサは、iPhone5sおよびiPad Airと同じ、Apple A7チップが搭載されています。ただし、周波数はiPad Airの1.4GHzよりも若干低い1.29GHzです。分解されたA7の型番は「APL0698」で、iPhone5sと同一でした。一方、iPad AirのA7は「APL5698」でした。
メモリーはElpida F8164A1PD 1GB LPDDR3 DRAM、ストレージはToshiba THGBX2G7B2JLA01 16GB NAND flashが搭載されていました。iPad miniのメモリーは512MBだったので、2倍の容量を搭載しています。ちなみに、iPad AirもiPhone5sも同じ1GB RAMです。
下の写真では赤い囲みがA7チップとメモリー、黄色がストレージ、オレンジがApple M7モーションコプロセッサ、緑が加速度センサーとジャイロスコープです。

(ロジックボード)
バッテリーは、3.75V 24.3Whr 6471mAh。初代iPad miniは16.3Whr、4400mAhです。Retina iPad miniのバッテリー容量は初代iPad miniよりも大きくなっていますが、どちらもバッテリー駆動時間は同じ10時間です。それだけRetinaディスプレイやバックライトなどに電力が消費されるようです。

(バッテリー)
その他、Wi-Fiモジュール、加速度センサー、ジャイロスコープなど、iPad Airと共通のパーツが複数使われていました。
注意すべき点は、Lightningコネクタがロジックボードにはんだ付けされていることです。修理となればロジックボードごと交換の可能性もあり、できるだけLightningコネクタを壊さないようにすべきです。
合わせて、iPad Airの分解レポートもご覧ください。
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iPad Airの情報については[iPad Air]に、iPad mini Retinaディスプレイについては[iPad mini2]に、それぞれまとめてあります。
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