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iPad Airの分解レポート:iPhone5sとは異なる型番のA7チップ LG製ディスプレイ 1GB RAM Qualcomm M9616M LTEプロセッサなど

発売されたばかりのiPad AiriFixitが分解を行っています。
iPad Airは、前モデルiPad第4世代と比べて、本体のデザインからプロセッサまで、ほとんどすべてが刷新されました。
iPad Air Teardown iFixit
iPad Air Teardown iFixit
分解されているのは、iPad Air 16GB Wi-Fi+Cellularモデルです。
液晶ディスプレイは、LG Dsiplay(LGD)製でした。DigiTimesなどの報道では、iPad AirにはLGDのほかに、SharpやSamsung Displayもディスプレイを供給しているとされています。
iPad Airは、スペック上は、iPhone5sと同じA7チップを搭載しています。今回分解されたモデルには「APL5698」という型番の付いたA7チップ(下の写真の赤色の囲み)が内蔵されていました。iFixitが9月に分解したiPhone5sには「APL0698」という型番のA7チップが搭載されており、型番が異なっています。
iPad AirのA7は、先のベンチマークで明らかにされたように、1.4GHzの周波数を持っていました。iPhone5sのA7は1.3GHzであり、iPad AirのA7チップはiPhone5sの別のモデルと考えて良いかもしれません。
iPad Airにも、iPhone5sに初めて搭載されたM7コプロセッサ「NXP LPC18A1」(緑色の囲み)が内蔵されていました。
iPad Airのロジックボード
(iPad Airのロジックボード:全体)
メモリーは、iPad4と同じElpid製の1GB DDR3 SDRAM(上の写真でオレンジ)です。ただし、iPad4が2チップ構成であるのに対しiPad Airは1チップです。その他、東芝製「THGBX2G7B2JLA01」16GB NAND Flash(黄色)なども確認できます。
LTEチップは、Qualcomm M9616M(下の写真で赤色の囲み)でした。
ロジックボード
(iPad Airのロジックボード:部分)
バッテリーは2セルの32.9Whr、3.73V、8827mAhでした。iPad4では3セルの43hrが搭載されていました。バッテリー容量はだいぶ小さくなっていますが、iPad Airのバッテリー駆動時間はiPad4と同じ10時間です。
iPad Airのバッテリー
(iPad Airの2セルバッテリー)
カメラは、5MPのリアカメラと1.2MPのフロントカメラが内蔵されており、iPad4とは同じ画素数です。ただし、iPad Airのリアカメラはより短い焦点距離であり、フロントカメラはセンサーが改良されています(Mac Rumors)。
iPad Airには新たにデュアルマイクロフォンが背面上部に搭載されています。また、スピーカーもステレオです。Wi-FiはMIMO対応です。iPad AirのWi-Fiパフォーマンスは、iPad4の2倍であるととされています。
iPad Airの情報については[iPad Air]に、iPad mini Retinaディスプレイについては[iPad mini2]に、それぞれまとめてあります。
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