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Retina iPad miniはやはり供給不足か Appleは具体的な発売日を示さず Retinaディスプレイ生産に問題とも

Retina iPad miniの発表前にも、すでに供給不足が予想されていましたが、AppleがiPad Airを11月1日に発売するとアナウンスした一方でiPad mini Retinaディスプレイモデルの発売を単に「later in November」(日本では11月中と表示)としたことで、その懸念がいよいよ現実味を帯びてきています。
iPad mini Retinaディスプレイモデル
iPad mini Retinaディスプレイモデル
IHS iSuppliのRhoda Alexander氏(director of Tablet and Monitor Research)は、Retina iPad miniの供給は非常に制限されると予測していることをCNET News日本語記事)が伝えています。
Alexander氏は、2014年第1四半期(1〜3月)まで本格的なボリュームの生産台数は期待できないとしています。
供給問題の一部は、高解像度となった7.9型2048×1536のRetinaディスプレイを十分台数を生産することに集中します。Retina iPad miniのディスプレイは、iPad Airと同じ解像度ですがさらに小さなピクセルで構成されており、そのことが製造するのを困難にしています。iPad Airのディスプレイの画素密度は264ppiです。一方、Retina iPad miniは326ppiです。画素密度は1インチ当たりのピクセル数を示し、数値が大きいほど高精細となります。

iPad miniの7.9インチディスプレイにRetinaディスプレイを採用するのは今回が初めてです。一方、iPad Airの9.7インチのRetinaディスプレイは、(製造プロセスは異なるかもしれないが)2012年3月に発売されたiPad3以来、長らく製造されてきました。そうした経験からも、安定供給することはiPad miniの場合よりは難しくはないと考えられます。
Appleは、昨年10月に発表されたiPad mini第1世代でも供給問題に直面していました。先月発売されたiPhone5sでもなんらかの問題があり、発売前の事前予約を受け付けませんでした。そして、iPhone5sは現在でもその需要に応じることができていません。ドコモ、au、ソフトバンクはiPhone5s ゴールドの予約から購入までにかかる日数を28日と発表しています。予約しても1か月近く待たされる状態です。

iPad Airの情報については[iPad Air]に、iPad mini Retinaディスプレイについては[iPad mini2]に、それぞれまとめてあります。
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