新型iPad mini第2世代(iPad mini2)は2014年初めまで十分なレベルの生産数まで上げることができないと予測するアナリストのレポートをApple Insiderが伝えています。原因はRetinaディスプレイの製造上の問題です。
iFixitによるiPad miniの分解
Cowen and CompanyのTimothy Arcuri氏は、iPad mini第2世代の生産は2014年初頭まで増大することはないと考えています。Appleは7.9インチのRetinaディスプレイの生産で問題に直面し、年末のホリデーショッピングシーズン前の供給が厳しい状態になる可能性を示唆しています。Arcuri氏は、iPad全体の2013年第4四半期の出荷台数が2300万台とし、昨年同時期の2290万台とほぼ変わらない数であると予測しています。
Arcuri氏にように、iPad mini第2世代に搭載されるRetinaディスプレイの生産が制限されるという予想は、複数から出ています。
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Retina iPad miniの生産が限られるのであれば、iPad第5世代(iPad5)の需要がその分高まるともArcuri氏は予測しています。iPad5は、より軽量化され、より小型化され、液晶を囲むベゼルを狭く(狭額縁)したiPad miniのような新しいデザインを採用すると予想されています。Arcuri氏は、iPadの完全な再設計は最重要のアップグレードであることを指摘し、それにより、iPad miniによって奪われたシェアを回復することができると考えられています。
iPad第5世代の情報は[iPad 5]に、iPad mini第2世代の情報は[iPad mini2]に、それぞれまとめてあります。
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