今年の秋にリリース予定の新型Mac Pro(Late 2013)のベンチマークがGeekbench(via Mac Rumors)に登場しています。
Geekbenchで計測された新型Mac Pro(AAPLJ90,1)のスペック
ベンチマークは、前回と同様に「AAPLJ90,1」という名称です。前回は、Intel Xeon E5-2697 v2(2.7GHz/12コア/24スレッド)を搭載したモデルでした。
(WWDCで公開された新型Mac Pro:iMore)
今回のモデルは、同じIvy Bridge-EのXeon E5-1680 v2(3.0GHz/8コア/16スレッド)を搭載しています。プロセッサを見る限り、前回はハイエンドモデル、今回はローエンドモデルと思われます。ベンチマークのスペックを見ると、どちらも64GB RAMを搭載しています。OSも同じMac OS X 10.9 Mavericks(今回はBuild 13A3010)です。なお、前回のモデルはGeekbench2、今回はGeekbench3の計測結果であり、両者を厳密に比較できませんが、代わりに、Geekbench3で計測された下記のMacシリーズと比べることができます。
今回のモデルのスコアは32-bit Multi-Coreで24429、Single-Coreで3349です。下のグラフはMulti-Coreスコアであり、最も高いスコアであるMac Pro(Mid 2012/Xeon X5675 3.07GHz 12コア)と2番目のMac Pro(Mid 2010/Xeon X5670 2.93GHz 12コア)の中間になります。
MacシリーズのGeekbench3スコア
GeekbenchはCPUとメモリー性能を評価する目安となるベンチマークです。
新型Mac Proは今年6月のWWDCで初めて披露され、今秋発売するとAppleは予告をしています。まだ、正確な発売日、製品仕様や価格設定などは明らかにされていません。