新型iPhone向けにソフトバンクの900MHz帯が来年4月にもドコモiPhone導入で計画を前倒し

ソフトバンクが「iPhone 5s」「iPhone 5c」向けにLTEインフラ整備の前倒しを決定したと日本経済新聞が伝えています。
ドコモのiPhone導入が、この決定を後押ししたようです。

写真はiPhone5s
ソフトバンクは、2014年4月を目標にLTE周波数帯域を現状の種類から3種類に拡大するといいます。この3番目とはイーアクセスの持つ900MHz帯で、プラチナバンドともプラチナLTEとも呼ばれています。従来は2014年7月の予定とされていましたが、その計画を早めることになりました。
また、LTEの利用可能範囲も拡大されます。現在、37.5Mbpsの最大通信速度しか利用できない地域を2倍の速度となる75Mbpsで使うことができるように整備していきます。現在のところ75Mbps通信は首都圏や全国主要都市だけですが、2014年3月末までにはそれを全国に広げていく計画とされています。
iPhone5sとiPhone5cは、iPhone5以上に多くのLTE周波数を利用できます。ソフトバンクが整備を急ぐ900MHz帯は、iPhone5sと5cだけが利用可能でiPhone5では利用できません。