中国電信（China Telecom）が、iPhone5SおよびiPhone5Cのスペックを含む情報をWeiboに掲載してしまったようです。
The Wall Street Journalによれば、公開後、間もなく削除されており、現在では見ることはできません。
中国電信の公式ブログに現れたiPhone5S、iPhone5C
Weiboは中国で人気のミニブログサイトであり、その中国電信の公式サイトにて誤って公開されてしまったようです。
撮影された画面を見ると、iPhone5SとiPhone5Cの予約を告知しており、新モデルの特徴が列記されています。
iPhone5Sは、NFC指紋認証センサー、A7プロセッサ、タッチオンディスプレイパネル、より大きなディスプレイ、iOS7、サファイア製ホームボタン、ゴールドの新色、LTE-Aサポート、ワイヤレス充電、大容量化されたバッテリー、スローモーション動画撮影、デュアルフラッシュ、などを特徴とすると書かれています。
いくつかのスペックは、すでに予測されているものであり、それほど驚くことはないかもしれません。しかし、NFC、より大きなディスプレイ、ワイヤレス充電などというのは、これまでの予測にはありませんでした。NFCについては、当初、いくつかの予想が出ていましたが、現在ではあまり聞かれなくなっています。ディスプレイを大型化するのは現在のiPhoneのサイズではかなり困難です。Appleは2014年の次期製品で採用するために4.8インチ〜6インチのプロトタイプを検証していると伝えられています。
また、iPhone5Cについても、中国電信は予約ページをポストしていました。
上のスクリーンショットでは、緑と赤（ピンク？）のiPhone5Cが掲載されているのを確認できます。Cult of Macも指摘している通り、写真のiPhone5Cはこれまでにリークされたものとはだいぶ異なるように見えます。掲載写真はプレースホルダーか何かだろうと推測されています。
以上のことから、今回の情報は、キャリアの公開したものとはいえ、あまり正確でないように思えます。
追記：現在、中国電信はGALAXY Note3およびiPhone5S/5Cの予約ページを公開しています。
Reutersによれば、中国連合通信と中国電信は、iPhone5S、iPhone5Cを米国発表から数日後に発売すると伝えています。Appleは9月11日に北京でも発表イベントを行います。中国と米国でほぼ同時に新製品を発表するのは初めてであり、これまで米国発売から数ヶ月を経ていた中国での発売も米国と同時あるいはそれに近い時期になるとされています。
参考：C科技 Cult of Mac
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iPhone5SはNFC指紋認証、ワイヤレス充電、LTE-Aなど搭載？！中国電信が誤ってスペック掲載
