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iPad版iOS7は開発遅延か、新型iPad5やiPadmini2発売まで公開されない可能性

iPad向けのiOS7は、iPhone版と比べてリリースが遅れる可能性があることを9to5Macが伝えています。
iOS7でサポートされるiOSデバイス
iOS7でサポートされるiOSデバイス
iOS7は、iPad第5世代(iPad5)とiPad mini第2世代(iPad mini2)に搭載される予定です。また、初代iPadを除く既存のiPadシリーズ(iPad4/iPad3/iPad2/iPad mini)でも利用できるようになります。
記事では、iOS7のiPadバージョンは、iPhoneバージョンの後になる可能性があり、Appleのエンジニアにとってプライオリティは高いままです。結果、AppleはiPad版iOS7の最終リリースを遅らせることを検討しており、9月下旬ないし10月上旬の新型iPadのローンチと同時にリリースされるかもしれません。
多くの開発者はiPad版iOS7のベータ版がiPhone版と比べて不安定で信頼性が低いことを指摘していたといいます。iOS7 betaはiPhone版が先行して公開されました。iPad版はiPhone版よりも2週間ほど遅れて公開されました。このままいけば、たとえば、iOS7.0.1などのアップデートとともにiOS7はiPadやiPad miniを正式にサポートすることになるかもしれません。
iOS7は、数多くの既存のiOSデバイスでもサポートされます。iPhone4でもiOS7がスムーズに動作するようにAppleのエンジニアは労働時間外でも働いているとも伝えられています。iOS7はiPhone4/4S/5、iPod touch第5世代で利用できます。
記事では、iPhone5Sに搭載される指紋認証センサーについても新しい情報を提供しています。指紋認証センサーはホームボタンの中に置かれます。AppleはiPhone5Sの初期プロトタイプではホームボタン内に指紋センサーを組み込まず、外部機器を接続してスキャナーのテストを行ったといいます。
以前のレポートでは、指紋認証センサーを搭載したホームボタンはサファイアで覆われ若干厚みを持つ(凸面になる)といわれていました。しかし、9to5Macでは、新しいホームボタンは外観上は大きく変更されないと主張されています。ホームボタンの形状はわずかに変更されるもiPhone5のホームボタンと比べてよほど注意深く見ない限りiPhone5Sの新型ホームボタンとの違いを識別することはできないといいます。ただし、新型ホームボタンはそのエッジと境界線が従来と比べてより輝くかもしれないと予想されています。また、iPhone5Sでは指紋認証センサーを無効にするオプションも用意されるようです。
最後に、記事ではiOS7の今後の展望として、iOS7.1以降で自動車向けの新機能が搭載されるようになることなども挙げています。
Retina iPad miniを含むiPad mini第2世代の情報は[iPad mini2]、iPad第5世代は[iPad 5]、iPhone5SおよびiPhone5Cは[iPhone 5S]カテゴリにそれぞれまとめてあります。
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