こぼねみ

iPhone/iPad/Android/Windows/Macなどの最新情報をお届け

スポンサーリンク

Retina iPad miniの発売が遅れているもう1つの理由

AppleはRetinaディスプレイ搭載の次期iPad miniの開発を進めていますが、生産上の問題から、その登場は来年3月以降といわれています。

しかし、次期iPad miniの発売が遅れる理由は別にあるかもしれません。
iPad miniとiPad
iPad miniとiPad
DigiTimes(via BGR)は、業界筋の話として、Appleが次世代iPad miniでRetinaディスプレイを用いるかどうかについて社内で議論をしていることを伝えています。Retina搭載のiPad miniが9.7インチのiPadの売上げを奪ってしまう可能性があるためといいます。
Appleは7月23日に2013年度第3四半期(4月〜6月)の決算発表を行いました。そこではAppleの利益率が下がったことが注目されました。iPad miniの利益率は、iPadよりも低く、そうした利益率の低い製品がの割合が高くなったと考えられています。もし、iPad miniの売り上げが今まで以上に高くなり、その分、iPadの売り上げが落ちていけば、その利益率はさらに下がることになります。
現行モデルであるiPad第4世代は2048×1536ピクセルのRetinaディスプレイを搭載します。そして、次期iPad第5世代も同じ解像度のパネルを採用する見込みです。一方、次期iPad miniのRetinaモデルもまた同じ解像度のRetinaディスプレイを搭載します。現行iPad miniは1024×768ピクセルのディスプレイです。
次期製品ではiPad miniとiPadの性能差はますます縮まります。そこから、AppleはiPad miniのRetina搭載について躊躇しているものと考えられます。
Googleは、iPad miniのライバルであるNexus7の新モデル「Nexus7(2013)」を発表しました。今月末より販売が開始されます。Nexus7(2013)は1920×1200ピクセルのディスプレイを搭載し、価格は230ドルからです。iPad miniよりも100ドルも安いにも関わらず、高解像度ディスプレイを搭載しています。
Nexus7(2013)

Retina iPad miniは、確かにiPadの売上げを奪うかもしれません。しかし、それを躊躇している間に、新型Nexus7(2013)によって、iPadシリーズ全体の市場シェアが奪われてしまうことになるかもしれません。
Lightning アクセサリ

Thunderboltアクセサリ

モバイルバッテリー