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PLEX PX-Q3PE が新発売:8番組同時録画対応TVチューナー

プレクス「PX-Q3PE」は、地上デジタル×4基、BS/CSデジタル×4基、合計8基のTVチューナーを搭載するPCI Express接続のクアッドTVチューナー。2013年6月14日発売。直販サイトの価格は29,800円。初回出荷台数は1000台、次回出荷台数および出荷時期は未定とのこと。
PLEX PX-Q3PE
PLEX PX-Q3PE:製品情報
本体には2つのアンテナ接続端子が搭載されています。アンテナ端子の1つが地デジ用、もう1つがBS/CS用となっており、それぞれ4つのチューナーへ分配されます。したがって、合計8つ分の放送を2本のアンテナ線を接続するだけで利用可能です。また、パススルー方式のCATVにも対応しています。本体には地上デジタル用のブースターチップを搭載し、感度調節も可能となっています。アンテナへの給電は、ドライバー付属のユーティリティソフトで対応します。
PLEX PX-Q3PE
カードはPCI Express接続、ロープロファイル用ブラケットが付属し、標準サイズおよびロープロファイルに対応します。Mini-ITXマザーボードなどPCIスロットが1基しかない場合でも「PX-Q3PE」を使うことで8番組の同時録画が行えるようになります。カードサイズは105mm×55mm×19mm、カード長さはビデオカードなどよりも短く、省スペースPCにも収まりやすくなっているのも特徴です。
B-CASカードや視聴ソフト、マニュアルなどは付属しません。対応OSはWindows8/Windows7/Vista/XP。ドライバは 32bit/64bit用がメーカーサイトからダウンロードできます。テレビ視聴および録画はWindows Media Centerが利用できます。それ以外の視聴ソフトの利用については特に書かれていませんが、WMC以外用のドライバーは用意されています。この辺りの仕様は後述の「PX-W3PE」と同じと考えられます。
なお、推奨環境をみると、視聴の場合、4番組同時までしか書かれていません。4番組同時視聴でIntel Quad Core 2.66GHz以上、AMD Quad Core 3.0GHz以上、VGA RAM 512MB以上を推奨しています。なお、「録画時にはCPUパワーをほとんど使用しません」とあり、録画時はメーカーの謳う8番組同時も可能と思われます。動作保証CN値は、地デジで18以上、BSで8以上、CSで5以上、となっています。
同じPLEX製のダブルチューナー「PX-W3PE」とは、チューナー数を除く基本仕様は同一のようです。ハードウェア要件やB-CASカードが付属しない点も同一です。レビューを見ると、B-CASカードリーダーを搭載しています。この点がPT3との違いの1つです。
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