新型MacBook Air (Mid 2013) 分解レポート、旧型 (Mid 2012) からバッテリー容量増大、高速SSD採用など

iFixitが新型MacBook Air (Mid 2013) の分解レポートを行っています。

写真左側が旧型、右側が新型MacBook Air 13インチ
今回分解されているのは、MacBook Air (Mid 2013) 13インチモデル（日本では型番MD760J/A）。昨年の旧モデルと比較しながら分解された様子を見比べることができます。
新旧モデルで異なっていたのは次の点です。その他、細かなコンポーネント（カメラモジュールケーブルやヒートシンクなど）にも変更があります。

ロジックボード：新モデル（Haswell第4世代Core）、旧モデル（Ivy Bridge第3世代Core）
バッテリー：新モデル（7.6V/7150mAh/12時間）、旧モデル（7.3V/6700mAh/7時間）
SSD：新モデル（PCIe接続 Samsung製）、旧モデル（SATA6Gbps 東芝製）
マイク：新モデル（デュアルマイク）、旧モデル（シングルマイク）
Wi-Fi：新モデル（802.11ac対応）、旧モデル（非対応）

写真上が新型、下が旧型SSDです。新型はSSDモジュール自体が小型化されています。新型SSDはPCI Express接続であり、SATA6Gbps接続の理論値を大きく超える800MB/sに近い読み取り・書き出し速度を計測しています（関連記事）。

上の写真は、新型MacBook Air (Mid 2013) のロジックボード。オレンジのラインで囲まれているのがIntel第4世代Core i5-4250U（1.3GHz-2.6GHz／キャッシュ3MB／Intel HD 5000/TDP 15W）プロセッサです。このロジックボードの裏側にはElpida製の4GB LPDDR3 RAMが直付けされています。旧モデル同様、追加できるメモリースロットも存在しないため、MacBook Airにはメモリーの交換や増設はできません。
新型に搭載されたデュアルマイクは、追加された新しいマイクによってノイズカットを行い、通話品質を向上させるために用いられるとのこと。
関連記事