次期iPad第5世代（iPad5）とiPad mini第2世代（iPad mini2）の生産時期および出荷時期について、DigiTimesが新情報を伝えています。
iPad第5世代（iPad5）のデザインイメージ（中央）
9.7インチのiPad第5世代は第3四半期に500万台が見込まれ、7〜8月に出荷が開始されます。一方、台湾のサプライチェーンの情報筋によれば、iPad mini第2世代の大量生産は9月から11月に延期されるとみられています。
iPad第5世代は、その重量を20〜30％軽量化するために薄膜型タッチパネルを採用します。また、ディスプレイ領域を増やすためにスリムベゼルデザインを採用します。さらに、iPad5はそのインダストリアルデザインも新たに設計しなおされると情報指示は話しています。
iPad mini第2世代の遅れについては、一部のマーケットウォッチャーは、2012年においてiPad miniがiPad4に与えた深刻な影響を考慮したためだと考えています。そして、同じことを繰り返さないように、Appleは9.7インチiPadにフォーカスを当てました。ここでいう影響とは、iPad miniの売り上げがiPad4の売り上げを浸食し予想よりもiPad4の販売台数が伸びなかったことが考えられます。その一方で、この遅れは大量生産スケジュールにサプライチェーンが合わせることができないため、と考える観測筋もいます。
Appleは2012年10月にiPad4とiPad miniを発表しました。そして、11月に同時発売しました。上記情報が正しければ、Appleは2つの新モデルの発売時期をずらすことになります。
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