ASUSが「Transformer Book Trio」を発表しました。Haswell第4世代Core i7-4500UとAtom Z2580との2つのIntelプロセッサ、Windows8とAndroidの2つのOSを搭載したデュアルCPU＆デュアルOS仕様です。そして、「Trio」（トリオ）の名前の通り、Ultrabook、Androidタブレット、デスクトップPCという3つのスタイルで使うことができます。
ASUS Transformer Book Trio
「Transformer Book Trio」は、液晶ディスプレイ部分とキーボードドックとの2つに分離します。このスタイルは同社のAndroidタブレット、Transformerシリーズでおなじみです。ディスプレイは11.6型フルHD（1920×1080ドット/IPS方式）、プロセッサとしてClover Trail+世代のAtom Z2580（2GHz/2コア）、64GBストレージ、microSDカードスロット、microUSBなどを搭載し、単体でAndroid4.x（Jelly Bean）で動作するAndroidタブレットとして利用できます。
一方、キーボードドックは、外部ディスプレイを接続することで単体でデスクトップPCとして使うことができます。キーボード側にもディスプレイ側にもそれぞれにバッテリー（33Wh/19Wh）が搭載されており、それにより各々を単独で使うことができます。
ディスプレイとキーボードを合体させれば、クラムシェル型のノートPCになります。CPUはUltrabook向けとなる最新のHaswell「Core i7-4500U」であり、1TB HDD、USB3.0ポート×2、micro HDMI、mini DisplayPort、ヘッドフォン出力などを搭載しています。バッテリー駆動時間は15時間というかなりの長時間駆動が行えます。
合体させた状態では、Windows8とAndroidの2つのOS（デュアルOS）を選択し使うことができます。両OSの切り替えは1ボタンで素早くスムーズに行うことができ、それぞれの間でデータを同期させることもできるようです。
本体サイズは、ディスプレイ/タブレット（304.9×193.7×9.7mm）、キーボードドック（304.9×193.7×13.4mm）。
なお、「Transformer Book Trio」の販売価格や発売時期はまだ明らかにされていません。
参考：The Verge、4Gamer.net、Engadget Japanese、ITmedia
ASUS Transformer シリーズ
ASUS Transformer Book Trio発表：2つのIntel CPUでWindowsノート＆デスクトップ＆Androidの1台3役
